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【フォルクスワーゲン】 2種類のEV『e-up!』と『e-Golf』が日本上陸! キーワードは「e-drive for everyone」

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みなさんはEV(電気自動車)といえばどんな想像をされるでしょうか。次に買う車、未来の車、ガス欠(電池切れ)が心配、などなど、まだ身近であるとは言いがたいのではないでしょうか。この秋、フォルクスワーゲンジャパンは2台の新しいEVを発表し、新たな概念とともに電気自動車市場に本格参入することになりましたのでご紹介します。

2種類の新モデルに見る普遍性と革新性

今回登場したのは、『e-up!』と『e-Golf』の2種類です。完全新規車種ではなく、それぞれ既存モデルのEV版といった位置付けになります。
EVというと、“いかにも”な車体デザインにビビッドなカラーリングが施された近未来的な姿をイメージしてしまいますが、今回の『e-up!』と『e-Golf』はいたって普通なデザインで、一見するとこれまでの燃料車モデルと異なる点はありません。

真新しさを求める自動車ユーザーには物足りないかもしれませんが、この見た目の普遍性にはフォルクスワーゲンの価値観が色濃く表れています。
そもそも、自動車は我々の生活に欠かすことが出来ない重要な要素ですが、その延長線上に待ち構える「環境問題」もまた避けて通ることはできない道です。そこで、フォルクスワーゲンは、EVを、特別なイノベーションではなくこれまでの自動車社会の延長線上に必然的に存在するものとして定義したのです。

[関連記事]:【アウトシュタットbyフォルクスワーゲン】フォルクスワーゲンの神髄「Think Blue.」を伝える聖地“コンツェルンセンター”
http://getnews.jp/archives/606970 [リンク]

つまり、特別な外観を持たないフォルクスワーゲンのEVが大切にしていることは、「EVらしさ」ではなく「フォルクスワーゲンらしさ」と言えるでしょう。異なる点といえば、イグニッション(鍵を回したときの「キュルルルル!」のアレ)を必要としないことくらいで、その他にハード面での特別な要素はありません。

EV専用のバッテリーを搭載しているからといってトランク容量や居住空間を犠牲にならないこと、また、どんなスキルのドライバーでも安全に楽しく運転できることなど、フォルクスワーゲンの車にとって大切なことはすべて継承されているので、従来のフォルクスワーゲンユーザーは違和感なく乗り換えることが出来ます。

『MQB』 「普遍性」を維持するための「革新性」

これまでに述べたように、フォルクスワーゲンのEVの特徴は「違和感なく乗ることが出来る普遍性」ですが、この「違和感」を打ち消すために存在するメカニズムが、実はとても革新的なのです。それは『MQB』と呼ばれ、「Golf」など主力車種の足回り・エンジン・ステアリングなど基幹部分を共通化し、車両開発や生産の効率を著しく向上させるものです。この『MQB』によって、それまでエンジン車しか存在しなかったラインナップに、そのままEV車が追加されるということが実現可能となったのです。

単一の車種で、可能な限り多岐にわたるパワートレイン(動力)を提供することで、ユーザーのライフスタイル一番マッチする車を届けられるようになります。また、完全新規ではなく、従来のラインナップの1種類として加えられることで、車選びの選択肢としてもユーザーに「違和感」を感じさせることはありません。これもまさしく「EVらしさ」よりも「フォルクスワーゲンらしさ」を提供する画期的なアプローチといえます。

『up!』のオーナーでもある庄司茂フォルクスワーゲンジャパン社長は、実際に『e-up!』に乗ってみた感想を以下のように語ります。

ーーー実際に運転してみて、スグに馴染みました。なぜなら、普通のフォルクスワーゲン車だからです。また、EVならではの静粛性によって、同じ道を走っていても見える景色が変わったりしましたし、ガソリンを必要としないのでガソリンスタンド特有の“あの臭い”も味合わなくて済みました。そして、『e-up!』に乗った後にガソリン車の『up!』に乗ってみて、「なんと五月蠅いことか」と驚きました(笑)。EVを今まで乗っていた車とまったく同じ車で実現できたことに、私はとても意味があると思います。今までとは、ちょっと違うカーライフ体験ができます。

『e-drive for everyone』

フォルクスワーゲンのEVは、節約や省エネといった「目的」ではなく、多様化するカーライフに対応していくための「手段」に他なりません。フォルクスワーゲンは「Think Blue」をコンセプトに、「サステナブルモビリティ(持続可能な自動車社会)」を実現するための様々なアプローチを行っており、『e-up!』や『e-Golf』は、「サステナブルモビリティ」のための1つの選択肢として登場することになります。フォルクスワーゲンは、ハード先行の取っつきにくい車ではなくEVを身近に感じられること、そしてEVのある生活を楽しめることを願い、『e-drive for everyone』という標語を掲げています。

フォルクスワーゲンのEVの特徴
・既存モデルをEV化
・EV専用のデザインを持たない(ユニバーサルデザイン)
・EVを通じて得られる新たな喜び
・日本の企画に対応

これらの特徴のなかで、「日本の企画に対応」といった点の恩恵は非常に大きく、国内の充電プラグ対応はもちろんのこと、居住空間を限りなく尊重した尊重した国内EV唯一の5ナンバー4シーターであることや、『Car-Net』というスマホアプリを用いた充電管理システムなど、所有者にとって無意識のうちに生活に溶け込むことでしょう。

あらゆる自動車ユーザーに対応する懐の深さを持った『e-drive』は、今まで有りそうで無かったユニバーサルなEVとして、自分の生活を積極的にデザインする人・自分の価値観やライフスタイルにいかにマッチするか考えられる人・自動車と自分のライフスタイルとの親和性を求める人などにとっては、最適な選択肢となるのではないでしょうか。

[動画] ELTもっちーも登場!『e-up!』『e-Golf』プレス向け発表会

2014年10月に行われた『e-up!』『e-Golf』プレス向け発表会は、最近にわかに流行っている“ヒューマンビートボックス”で幕を開け、庄司社長によるプレゼンテーションでは、技術やマーケティングなど一辺倒になることのない、フォルクスワーゲンの「車」そのものへのアプローチが語られました。そしてサプライズゲストとして登場したEvery Little Thingの持田香織さんによる『u-up!』レビューも行われました。

[フォルクスワーゲン] e-up!とe-Golfの発表会にもっちー登場![Volkswagen](YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=wsH3LH3T5mY

e mobility|Volkswagen
http://web.volkswagen.co.jp/ja/volkswagen/emobility/

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記者:

車担当。 q@magarin.net

TwitterID: magarin_14

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