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神奈川県 男性専用のDV相談窓口を開設

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神奈川県は、11月6日より、ドメスティックバイオレンスに悩む男性に対する相談窓口を開設します。なお、被害を受けている男性だけではなく、女性に暴力を加えてしまう男性についても相談を受け付けるとのことです。

DV(ドメスティックバイオレンス)とは、夫婦や恋人といった関係の中で、主に男性が女性に暴力をふるうことを指す言葉として使われてきました。

殴るなどの身体的危害を加えるだけでなく、女性に合意を得ずに男性が一方的に性交渉を強いること。(女性が避妊を求めても拒否することも含まれます)。また、収入があるのに生活費を渡さないなどといったことも、DVとして位置づけられています。

日本は、家庭内のことは、あきらかな法令に違反するケースでなければ、他者や公権力が介入するのは好ましくないという考えが根強くありました。そのため、家庭内でのDV問題は、なかなか社会問題として取り上げられてこられなかったのが実情です。

この写真は、神奈川県横浜市内の公園にある男女共用の公衆トイレに、行政が貼ったステッカーです。

夫のDVに耐えられなくなり、家を出て手持ちのお金がなくなった女性が、身の安全を守るために、夜中に公衆トイレの個室で過ごすケースが知られていました。
そのことを見越して、行政が、救済の申し出先を伝えるために公衆トイレに貼ったというわけです。

このように、男性から女性へのDVは根深い状態にあります。

しかしながら、DVの問題が周知されるに従って、女性が男性に暴力を加えるケースが増えていることもわかってきました。

神奈川県配偶者暴力相談支援センターによると、身体へ危害を与えるだけでなく、給与振り込み口座を押さえて、必要なお金を一切渡してくれないなどといったケースも相談があるとのことです。
今回新設される無料相談窓口は、女性からふるわれる暴力に対する相談だけでなく、「配偶者の女性に暴力をふるってしまうのをやめたい」という男性のサポートも行うとしています。

電話相談には、国家資格保持者である精神保健福祉士があたり、希望があれば心療内科のカウンセリングを斡旋したり、DV防止に取り組むNPO法人に対しての情報提供も行うとしています。

相談は、11月6日から。年末年始を除く月、木の18時から21時を予定していますが、サービスの開始自体が、来年度に変更される可能性があるので、県配偶者暴力相談支援センターなどに確認してほしいとのことです。

配偶者暴力相談支援センター相談窓口のご案内(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f135/

 

写真は 足成 http://www.ashinari.com/ より

※この記事はガジェ通ウェブライターの「松沢直樹」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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