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お嬢様芸人“たかまつなな”が編集部にやって来た! どうしても紹介したい国際協力のための音楽イベントとは?

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「お嬢様芸人で有名な“たかまつなな”さんが、ガジェット通信編集部に来たいと言っている。しかも、“外務省”やら“国際協力”やらのイベントを紹介したいらしい」との話を受けた筆者。そんなお堅い情報が自分の手におえるだろうかという不安と、有名人に会いたいというミーハーな気持ちを半分ずつ抱え、編集部にたかまつななさんをお迎えすることにしました! 彼女は実生活でも本当に「ちょっとお茶を摘みに行ってまいります」って言うのかなぁ。

しかし、たかまつななさんと言えば、中学・高校をフェリス女学院で過ごし、現在は慶応義塾大学の総合政策学部に所属する超エリート。趣味は“社説読み比べ”や“論文執筆”という、ガジェット通信には似つかわしくないお方です。果たして、彼女が紹介したいイベントとは……?

たかまつななさんご登場!


たかまつななさん(以下、たかまつ):ごきげんよう~。たかまつななです!

――はじめまして。ガジェット通信ライターの……、

と言いかけたところで、たかまつさんはご自身の名刺を差し出しました。芸人さんで自分の名刺を持っているとは珍しいですね。挨拶を交わしただけで、テレビで見た通りの育ちの良いお嬢様という第一印象を受けました。


たかまつ:よろしくお願いします!

――こちらこそよろしくお願いします。ん? 名刺に「お笑いを通して社会問題を発信したい」とありますが、これは?

たかまつ:昔から社会問題には関心があって、高校生の時に、“第14代高校生平和大使”という全国で10人くらいのメンバーに選ばれたりもしたんですよ。

――すごい経歴ですね。

たかまつ:ジュネーブの国連軍縮会議に赴いて、実際にスピーチをしたり、サレバ国連軍縮会議事務局次長と面会したりとか。それで今は、お笑いを通して社会問題とか国際問題を発信したいと思ってこの世界に入ったんです。

――急に飛躍しましたね(笑)。その頃からお笑いもされていたと思いますが、周りのご友人や親御さんの反応は?

たかまつ:かなり風変りだったと思います。両親は今でもお笑いに反対で、外交官とか新聞記者になって欲しいと言っています(笑)。

――余計なお世話ですが、現役の慶応大生なんですから、今からでも遅くないですよね?

たかまつ:それは言わないでください(笑)。両親にも毎日のように言われたり、ネタで使うフリップを破られたりしているんですから……。

――周りの芸人さんとは違った苦労をされているんですね……。

たかまつななさんが編集部に売り込みに来たワケは?


――そういえば、今回わざわざお越しいただいたのも、国際協力に関連したイベントの紹介だとか?

たかまつ:はい。今年60周年を迎えたODA(政府開発援助)について、もっと若い人たちに知ってもらいたいということで、先日、『僕らが世界にできること』という日本初の外務省プレゼンツ情報バラエティ番組をオンエアしたんですね。

――外務省が情報バラエティとはユニークですね。

たかまつ:その番組には音楽アーティストの方々も多く出演されていたので、自分たちにできること、つまり“音楽”で国際協力を盛り上げるイベントを開催して、若い人たちに情報を発信してみてはどうか、ということになったんです。

――音楽イベントですか? お堅い話になるかと思っていたので、急に親近感がわいてきました(笑)。

たかまつ:それで、ゲストにいらっしゃっていた外務省の方にも承諾をいただいて、10月17日(金)17時30分から、『僕らが世界にできること』音楽篇というライブイベントを六本木のニコファーレで開催することになったんです。

――ニコファーレということは、もちろん『ニコニコ生放送』でも?

たかまつ:はい! 『ニコ生』でも配信するので、誰でも楽しめます!

バングラデシュに行ってみて……

――先日放送された番組の中では、たかまつさんはどんなことをされたんですか?

たかまつ:私はバングラデシュに行ってきました。そこで児童労働に従事する幼い子どもたちを支援しているシャプラニールという国際協力NGO団体に参加したんです。

――児童労働ですか。

たかまつ:バングラデシュでは、約20人に1人が児童労働をしていて、主に家事使用人として働く子どもたちが40万人以上もいるんですよ。でも彼らも実際は勉強をしたいという思いがあるので、シャプラニールという団体が、語学や読み書きなどを教えることで支援しているんです。

――なるほど、そこでたかまつさんは何を?

たかまつ:現地のベンガル語を少し覚えて、マジックを披露しました(笑)。

――個人ができることをやる、というのが国際協力というわけですね。現地でその子どもたちに触れあえたことは、たかまつさんにとって大きな出来事だったのでは?

たかまつ:その通りです。日本にいても、もちろん児童労働とか世界の未就学の子どもたちの話は聞いたことがありましたけど、全然イメージできないですよね。でも実際に自分の目で見ると、リアルに分かるというか……。まだ小さな子どもが、仕事としてさらに小さな子どもをあやす姿を見て衝撃を受けました。

――日本に帰ってからは、これまでと違うことや何かアクションを起こしたりしましたか?

たかまつ:その番組のオンエアを大学の授業中にみんなで見ました。教授を説得して(笑)。

――たかまつさんならではのアクションですね。

たかまつ:やっぱりみんな驚いていましたね。そのあと「何ができるんだろう」と議論したり。まず、国際協力について分からない人たちが、何かを知ってもらうきっかけになれば、というのが番組のテーマだったので、大きな一歩だと思います。

――“国際協力”と言葉だけ聞いてしまうと難しい印象でしたが、今たかまつさんのお話を聞いているだけでも身近に感じてきました。

たかまつ:「何ができるんだろう」と考えるのは次のステップとして、まずは知らなかったことを知るというのが大切なんです。あとは、日本は支援する側だけでなく、これまでも震災や災害のたびに支援されてきた側でもあるんですよね。番組の中ではそういう事実も紹介しました。

――興味深いですね。

たかまつ:『ニコニコ動画』や『YouTube』でも見ることができるので、ぜひ今からでもチェックしてみてください!

ライブイベントには豪華アーティストが登場

――すると、今回のライブイベントも重要な役割となりますよね。どんなアーティストが出演されるんですか?

たかまつ:先日の番組にも出演したスチャダラパーさん、中孝介さん、ニコニコ動画でも人気なROOT FIVEからkoma’nさん、蛇足さん、みーちゃんさん。倍音を含む歌声を持つYun*chiさん、現役中高生パフォーマンス集団・TEMPURA KIDZさん、それに加えて、春香クリスティーンさんが登場します。そして、『テラスハウス』でおなじみのchayさんと住岡梨奈さんの参加も決定しました!

――楽しみなメンバーですね。たかまつさんは何を?

たかまつ:私は外務省の方をゲストにお迎えして、国際協力についてのトークコーナーに出演します。番組で紹介しきれなかったバングラデシュのお話や、私たちにできる国際協力は何かということを議論していく予定です。

――また熱いお話が聞けそうですね。ちなみに、たかまつさんも歌われるのでしょうか?

たかまつ:ご要望があれば(笑)。

――ぜひ、期待しています(笑)。

同席していたマネージャーから、「歌はヘタクソですよ。カラオケに行っても、歌うのは『ふるさと』みたいな童謡ばっかりですから」というタレコミが入ったのは聞かなかったことにして、たかまつななさんの歌声が披露されることを期待したいと思います。


……と、ここまで熱いお話を真剣に聞き入ってしまった筆者ですが、「ちょっとお茶を摘みに行ってまいります」どころか、取材中のたかまつさんはお嬢様であることも忘れ、お笑い芸人らしいボケもひとつも出てきていないことに気付いてしまいました。大丈夫か!? 芸人たかまつなな!

しかし、「テレビで見るたかまつななとは違う、お漫談だけじゃない私も見てください!」とのことなので、“お笑いジャーナリスト”としての彼女の姿を応援したいと思います。ご両親も、きっと涙を流して喜んでくれることでしょう。最後に、たかまつさんからガジェ通読者にメッセージをいただいたので、ご覧ください! ごきげんよう~!

お嬢様芸人“たかまつなな”が編集部にやって来た!(YouTube)
http://youtu.be/Ta-V9WcntWs

「僕らが世界にできること」音楽篇 生ライブ開催概要

日時:10月17日(金)17時30分〜23時00分(受付:16時30分)
第一部17時30分〜20時00分
(出演者:堀潤、ROOT FIVE:koma’n、蛇足、みーちゃん、TEMPURA KIDZ、chay、住岡梨奈、Yun*chi)
第二部20時00分〜22時00分
(出演者:ROOT FIVE:koma’n、蛇足、みーちゃん、たかまつなな、春香クリスティーン)
第三部22時00分〜23時00分
(出演者:中孝介、スチャダラパー)
場所:ニコファーレ

ニコニコ生放送番組URL:
http://live.nicovideo.jp/watch/lv195083171

関連サイト:世界一わかりやすく国際協力を伝えるサイト
http://earthactionstudiojapan.go.jp[リンク]

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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