インターネット経由でnasneのテレビ番組を視聴できるようになったAndroid向け「nasne ACCESS v1.50」を試す

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Sony の「nasne」が本日の 2.50 アップデートで PS Vita や Android からモバイルネットワーク(3G / 4G)でも放送中または録画したテレビ番組を視聴できる「Anytime TV」機能に対応しました。それに伴い、Android アプリ「nasne ACCESS」もこの機能に対応するためにアップデートされました。この記事はその使用レポートになります。nasne ACCESS は v1,50 へのアップデートでトップ画面に「テレビ」タブが追加されました。Anytime TV 機能はこのタブで利用していきます。しかし、番組を視聴するには Wi-Fi でもモバイルネットワーク経由でも 500 円買い切り型のライセンスを購入しなければなりません。

利用を開始するにあたって、まずは nasne で機能を有効にします。アプリのメニューにある「テレビ番組の視聴設定」で接続する nasne や番組の表示設定を行います。この設定は Wi-Fi 接続中に行います。

セットアップが完了すると、「テレビ」タブに4 つのタブに分けて番組が表示されます。タブは「放送中」、「録画番組」、「ジャンル」、「チャンネル」です。「TV Sideshow」や「ムービー」、「Twonky Beam」などのDTCP-IP対応アプリだと番組を視聴するまでにフォルダを順に辿らなければならないのですが、nasne ACCESS だとそれぞれの番組名がタブに表示されるので、操作の手間はさほどかかりません。さすが公式nasneアプリです。

「ジャンル」と「チャンネル」は nasne ACCESS 独自の機能だと思います。番組のジャンルやテレビ局を選択して視聴できて、意外と便利です。

Anytime TV 機能の真髄はモバイルネットワーク経由でも番組を視聴できるところです。3G(CDMA2000 や WCDMA)、4G(LTE や WiMAX)接続中でも nasne ACCESS の「テレビ」タブは表示され、Wi-Fi 接続中と同様に視聴できます。

映像の滑らかさについては、設定メニューで速度優先か画質優先かを切り替えられるのですが、Wi-Fi と LTE (テストした環境)の場合はどちらもスムーズ。3G や MVNO の数百 Kbps サービスだと再生が始まるまでにかなりの時間がかかるか、再生されないかのどちらかでした。実質的には Wi-Fi か 4G の利用が必須と言っていいと思います。再生中の画面では、録画を行うこと(予約録画は TV SideView 経由で行うことになっています)や画質を切り替えることができます。


(juggly.cn)記事関連リンク
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