【町会議in檜原村】2年越しに無事開催！　ニコニコだらけのカオスなイベント『ニコニコ町会議2014in檜原村』レポート

9月20日、東京都檜原村にて『ニコニコ町会議in檜原村』が開催された。昨年は台風で中止となったが今年は無事に実施することができ、会場には約4000人、ネットでは約16万人が檜原村にアクセスした。色々なイベントが同時に開催されるフェスのような、あるいはお祭りのようなイベントで、来場した参加者はそれぞれ思い思いのブースに足を運んでまるっと一日、檜原村を満喫した。

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各ブース大盛況！　来場者参加型企画も勢揃い

今年で3年目となる『ニコニコ町会議』は、毎年リアルとネットの両方で来場者を伸ばし続けているお祭りだ。人気生主であり『ニコニコ』を代表するユーザーとしてテレビやラジオなどのメディアでも活躍している百花繚乱さんが自ら焼くたこ焼きや、近年人気上昇中のゲーム実況者による町ゲーム実況、ニコニコ出身のユニットルートファイブによるライブや、人気踊ってみたユニットによるダンスレッスンなど、他にもたくさんのブースやステージが用意されており、『ニコニコ』の人気ユーザーと直接触れ合えたり、パフォーマンスを間近で観ることが出来る“ニコ厨”にはたまらないイベントであった。

イベントの開会式には東京都唯一の村長である坂本義次村長も登場。得意のオカリナで『コンドルが飛んでゆく』を演奏し、のどかな檜原小学校の風景にコンドルが確かに飛んでいた気がした。

体育館で行なわれた“町ゲーム実況”では、最終兵器俺達のヒラさん、こーすけさん、Minecraft勢の赤石先生さん、hakaseさんの4名がゲームをプレイした。2時間かけて作った『Minecraft』のデータが吹っ飛ぶトラブルに見舞われたが、地元の9歳の“マインクラフター”が参戦し、懸命な復旧作業により終了時間までに東京タワーと檜原村の名物キャラクター“ひのじゃがくん”を見事に作り上げた。

“町集合似顔絵”ではせらみかるさんとぽあろさんが、来場したお客さんの似顔絵をひたすら描き続けていた。こちらのブースも行列ができており、最終的に1人だいたい50～60人分の似顔絵を描いたそうだ。描かれた似顔絵は最後に発表され、自分の顔を探す姿も見られた。

運動場で行われた“大縄跳び”では、32人ずつ4チームになって対決が行われた。即席で初対面の来場者が集まって挑戦した大縄跳びだったが、なんと10回以上飛ぶグループも現れ、目標に向かった時の“ニコ厨”のすごさを改めて感じさせられた。

同じく初挑戦であろう“町踊ってみた”では、人気の踊り手ユニット、ギルティハーツと一緒に“踊ってみた”に挑戦。大人数に一斉にダンスを教えている姿を見ていると、小学校という土地も併せて運動会のダンスや組体操を思い出して懐かしくなる。

メインステージ以外のイベントが全て終了し、来場者全員が集まり八王子Pさん、ゆよゆっぺさんを囲んでの“町ボカニコ”が始まった。今日一日、それぞれが思い思いの楽しみ方ですごした檜原村での町会議を締めくくるにふさわしいステージとなった。

そして最後には“ラスボス”こと小林幸子さんが登場、もとい降臨。コミケ参戦で話題を読んだ小林幸子さんだが、ここ檜原村で噂の『さちさちにしてあげる』を披露した。登場から“さちさち”にされた檜原村町会議の一同は、『J( ‘ー`)し カーチャン』、そして『千本桜』と続く“ラスボス”の歌声に酔いしれていた。ステージ上での早着替えや、『千本桜』での「ICBM！」のコール＆レスポンスなどのパフォーマンスに会場からは歓声が、ネットからは弾幕が飛び交っていた。

『ニコニコ町会議2014』次回は名古屋で開催！

『ニコニコ町会議』は9月28日に愛知県名古屋市栄で開催、さらに11月1日には大阪での開催が予定されている。出演者との距離が近くて気軽に交流ができ、ふらっと立ち寄って参加できる企画も数多く用意されているので、丸一日リアルで『ニコニコ』が体感できるイベントとなっている。運動会や文化祭のような一体感を味わえたり、地元の『ニコニコ』ユーザーと直接触れ合えたりするイベントなので、お近くで開催された際には一度足を運んでみては。

ニコニコ町会議
http://info.nicovideo.jp/chokaigitour/[リンク]