最新フレンチアクションは大迫力! 故ポール・ウォーカーへの想いなど映画『フルスロットル』監督に直撃

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2013年に自動車事故で急逝した俳優ポール・ウォーカー。『ワイルド・スピード』シリーズ等で日本でも高い人気を誇る彼の、最後の主演作が9月6日より公開となった『フルスロットル』。「この夏あんまり騒げなかったな〜」と不完全燃焼気味の方にピッタリのぶっ飛び爽快アクションとなっています。

『フルスロットル』はリュック・ベッソン製作・脚本によるフランス映画「アルティメット」を英語リメイクしたサスペンスアクション。主人公の刑事ダミアン役のポールの相棒には、「アルティメット」で世界を驚かせたパルクール(フランス発祥の運動法)の第一人者ダビッド・ベルが起用されています。

本作の監督を務めたのは、カミーユ・ドゥラマーレ。『96時間/リベンジ』などの編集を手掛け、人気シリーズ『トランスポーター』のリブート三部作を手掛ける事も決定している、今注目の映画監督です。今回は、カミーユ・ドゥラマーレ監督に電話インタビューを敢行。『フルスロットル』撮影秘話や、ポール・ウォーカーへの想い、新『トランスポーター』への意気込みなど色々とお話を伺ってきました。

【関連記事】ポール・ウォーカー最後の主演作『フルスロットル』手に汗握る本編映像! あの高級車もボロボロに
https://getnews.jp/archives/658280 [リンク]

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――本作は「どうやって撮ったの!?」と驚いてしまう様なアクションシーンの連続でした。撮影は相当苦労されたのでは?

カミーユ・ドゥラマーレ監督:映画の撮影というのはどんな時も予想出来なかったトラブルが起きるんだよね。スタントシーンは思ったよりもとても時間がかかってしまって、現場で都度アイデアを出しながら、スタントについては色々とチャレンジしながら撮影していったよ。

――あの高級車なんかもボロボロに……。カッコイイ車のシーンも多く、監督の車愛も感じました。

カミーユ・ドゥラマーレ監督:本作もそうだし、今度僕が手掛ける『トランスポーター』シリーズもそうだけど、もともと世界中で色々な車のCMを撮っていたので車はもう大好きだよ。でも僕が乗ってるのは小さい車なんだよ、パリは道が狭くて小さい車しか乗れないんだ(笑)。いつかはポルシェに乗りたいね。『フルスロットル』に出てくるムスタングも大好きだよ。

――本作は残念ながら、ポール・ウォーカーの最後の主演作となってしまいました。

カミーユ・ドゥラマーレ監督:毎日撮影で一緒にいて、それが12週間続いたのだけど、ポールと過ごせた日々は本当に宝物だよ。たくさんの思い出話がある。とっても親切だし、常にニコニコしていていいヤツだし、気持ちの良い人だった。だから亡くなったと聞いた時はショックが大きくて立ち直れないほどだったよ……。

――日本のファンもとてもショックを受けていて。だからこそ『フルスロットル』の公開を楽しみにしていた人もとても多いんですよ。

カミーユ・ドゥラマーレ監督:ポール自身もこの映画をとても楽しみにしていたし、アクションにも全力で挑んでいるから、この映画を皆が気に入ってくれる事が彼に対しての一番の敬意だと思う。彼も僕も200%力を出しているので、ぜひ楽しんで欲しいな。

――監督の『トランスポーター』リブート三部作も楽しみにしております!

カミーユ・ドゥラマーレ監督:この映画でものすごく色々な事を学んだし、新しい『トランスポーター』シリーズではこの経験を活かした、これまでのファンも満足出来る大迫力のアクションを観る事が出来るよ。日本のファンの皆さんに観てもらう日が待ち遠しい!

ポール・ウォーカー最後の主演作『フルスロットル』手に汗握る本編映像!
https://www.youtube.com/watch?v=_u50N1jkAm0

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『フルスロットル』ストーリー

無法地帯と化したデトロイトで潜入捜査を行なっていた刑事ダミアンは、捜査中のマフィアが中性子爆弾を奪って起動させたとの情報を入手。爆発までのタイムリミットが10時間にせまるなか、恋人をマフィアに拉致された男リノとともに、300万人のデトロイト市民を守るべく立ちあがる。しかし事件の裏には、政界をも巻きこんだ巨大な陰謀が潜んでいた。

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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