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最高クラスのペンギン水槽! チンアナゴ×634匹! スカイツリー『すみだ水族館』は絶対行くべし

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東京スカイツリータウン『東京ソラマチ』内に2012年5月22日に開業した『すみだ水族館』。個人的に行った時は、入り口で漂うアロマの香り、超大型のネイチャーアクアリウム水槽(自然界を水中に再現する水槽)、クラゲの飼育環境を鑑賞できるアクアラボ(水生生物研究施設)、国内最大級の室内プール水槽などあまりにも他の水族館とは一線を画した展示物に衝撃を受けたものです。難しいビル内での水族館運営だからこそ行っている工夫や試行錯誤について、すみだ水族館 広報室 主任の村木健治さん(以下、村木さん)にお話しを伺ってきました。

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http://getnews.jp/archives/652937[リンク]

進化の過程を実体感!

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――入り口入ったら直ぐアロマが香ってくるじゃないですか。こういうコンセプトの水族館ってあまり聞いた事がないんですよね。

村木さん:そうですね、あまり無いと思います。非日常の空間に入ってきて、先ず最初にアロマでリラックス効果を得て頂いて、次のネイチャーアクアリウムの水草水槽に続き、原始的な生き物であるクラゲの展示、と生物の進化の流れをイメージしています。

――癒やし効果として見てもアロマ、植物、クラゲという流れは抜群に良いですよね。

世界最大級のネイチャーアクアリウム!

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――そしてこの超大型のネイチャーアクアリウム。自分でアクアリウムをやっているから分かりますが、これの維持ってどれだけ大変なんだろうって思うんですよね。

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村木さん:こちらを製作した天野尚さんは7mのネイチャーアクアリウムは世界で一番大きい水草水槽だと仰っていました。この状態を維持する為にアクアリウムブランドのADA(アクアデザインアマノ)さんと共同で管理していて、21時の閉館時間以降にメンテナンスをしています。

――掃除や水草のトリミングを深夜にやっているんですか! でも、それぐらいしないとこの維持は無理ですよね……。

クラゲのアクアラボ!

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――クラゲのアクアラボを展示するだけでも珍しいですが、飼育員の方々が作業している姿も見れるようにしているのには驚きました。

村木さん:ただ、クラゲを見て綺麗だと言ってもらうだけでなく、生き物を育てている飼育員の情熱や愛情を直接感じていただきたくて、このような形にしました。我々は『すみだ水族館』を通して生き物自体の素晴らしさを伝えると共に、こういう部分についても伝えていきたいと考えています。

絵画のような水槽、アクアギャラリー!

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村木さん:ここはアクアギャラリーという絵画のようにレイアウトされた水槽が並んでいるエリアです。アート性を重視していますが生き物の生態を考慮した内容となっています。

――水槽を平面的にレイアウトするスタイルは珍しいです。視覚的に楽しみながら生き物を観察できますね。

葛飾北斎と水生生物!

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村木さん:芸術家の葛飾北斎は墨田区に縁があると言われています。『富嶽三十六景』などがとても有名ですがナマズやドジョウなど我々にとっても身近な水生生物の絵も描いていて、ここではその絵と実際の生き物を見比べる事ができます。

――当時と今で時代背景は変わっていても生き物の見た目は変わってないでしょうから、北斎が見ていた生き物をいま見てるんだと思うとロマンチックですね!

試行錯誤から生み出された一つの答え、360度水槽!

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村木さん:ここはサンゴ礁エリアとなっていて360度どこからでも見れる水槽が並んでいます。その理由ですが、当館がビルの中にあるものですから床荷重的に大きい水槽を多く置くのが中々難しいので、水槽の見える面を増やして色々な所から見れるようにしました。

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