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フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作『誰よりも狙われた男』の予告解禁 コービン監督「映画のラストを観るのがつらい」

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今年の2月、46歳の若さでこの世を去ったフィリップ・シーモア・ホフマン。彼が残した最後の主演作『誰よりも狙われた男』が10月17日(金)より全国公開となります。本日その予告編が解禁となりました。

原作は映画化された『裏切りのサーカス』の大ヒットが記憶に新しいスパイ小説家、ジョン・ル・カレが2008年に発表した傑作ミステリー。冷戦時代の東西対立といったわかりやすい構図ではなく、“9.11”以降のテロ対策を軸にした現代の諜(ちょう)報戦をリアルに描き出し、従来のスパイ物の多くとは一線を画すストーリーが人気を集めました。

<ストーリー>
ドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いる練達のスパイ、ギュンター・バッハマンは、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサ。体中に拷問を受けた無数の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されていた。イッサは人権団体の若手弁護士の女性、アナベル・リヒターを介して、銀行家のトミー・ブルーと接触。彼の経営する銀行に、イッサの目的とする秘密口座が存在しているらしい。一方、CIAの介入も得たドイツの諜報界はイッサを逮捕しようと迫っていた。しかしバッハマンはイッサをあえて泳がせ、彼を利用することでテロリストへの資金支援に関わる“ある大物”を狙おうとしていた。そしてアナベルは、自分の呪われた過去と決別しようとしているイッサを命がけで救おうとする。また彼女に惹(ひ)かれるブルーも、バッハマンのチームと共に闇の中に巻き込まれていくのだった……。

ホフマンが演じるのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、ギュンター・バッハマン。酒とタバコを手離さず、組織との衝突と闘いながら、己の信念を貫こうとする孤高の男を演じます。監督は『コントロール』『ラスト・ターゲット』のアントン・コービン。共演には、アカデミー賞に2度のノミネート経験を持つウィレム・デフォーや、ゴールデングローブ賞受賞経験を持つロビン・ライト。さらに人気女優レイチェル・マクアダムスなど、ハリウッドを中心に活躍する実力派俳優たちが集結しました。


公開された予告編では、「奴をエサに、より大きな獲物を釣る」というバッハマンの言葉から、任務のためなら手段を選ばない非情な人物像が想像できます。バッハマンが狙う獲物とは一体何者なのか。「世界を平和にする」と豪語しながらも、関わる全ての人間を利用していくバッハンマンの冷徹なまでの姿に、緊迫感あふれるスリリングな展開が期待できそうです。

そして、予告編のラストでは、どこか寂し気なホフマンの横顔とともに、「フィリップがもういないと思うとこの映画のラストを観るのがとてもつらい」と、コービン監督の悲しみを隠せない言葉が映し出されます。世界中が衝撃を受け、打ちひしがれた、フィリップ・シーモア・ホフマンの突然の訃報。映画公開後は、多くの映画ファンが彼の最後の雄姿を目に焼き付けるべく、劇場まで足を運ぶことでしょう。

映画『誰よりも狙われた男』予告(YouTube)
http://youtu.be/MibdaDWH-3E

映画『誰よりも狙われた男』公式サイト:
www.nerawareta-otoko.jp

(c) A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH (c) Kerry Brown

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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