TVアニメ『寄生獣』平野綾「ミギーが自分にできるのかまだ不安」・島崎信長「原作ファンも中身は変わってないので安心して」

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11月には実写映画も公開予定の『寄生獣』。原作は、岩明均(いわあきひとし)先生により1989年~1995年にかけて講談社「アフタヌーン」にて連載され、累計1100万部を誇る大人気コミック。実写映画に先駆け、10月からは日本テレビ他にてTVアニメシリーズ『寄生獣 セイの格率』が放送決定。メインキャストやキャラクタービジュアルが発表され話題となっている作品ですが、ついに第1弾PVが公開。メインキャストによる記者会見も行われ、追加キャラクター&キャストも解禁となりました。

記者会見には主人公・新一に寄生するパラサイト「ミギー」役:平野 綾さん、主人公「泉新一」役:島﨑信長さん、ヒロイン「村野里美」役:花澤香菜さん、そして新たに発表となったキャスト、「立川裕子」役:安野希世乃さん、「鈴木アキホ」役:前田玲奈さん、「田宮良子」役:田中敦子さんが登場し、この人気作品に出演が決まった時の気持ちなどを語りました。

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https://getnews.jp/archives/645050 [リンク]

アニメは現代風のキャラクタービジュアルに

――今回のアニメシリーズでは、原作者の岩明先生了承のもと、各キャラクターのデザインが一新されていますが、いかがですか?

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平野綾(以下、平野):ミギーに関しては、原作から大きな変更があったわけではないんですけど、動いている画をみたらより気持ち悪くなっていました(笑)。本当に動きが細かくてリアルで、見た瞬間に惹き込まれるな、という感じですね。
また原作とは時代設定が違うので、身の回りの生活必需品とかも変わってきていて、アニメではミギーがパソコンをいじっているシーンなども出てきます。キモカワを目指します(笑)。

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島﨑信長(以下、島崎):多分みなさんが一番わかりやすく変化を意識したのが新一だと思います。アニメは寄生獣の舞台が現代になったら、という話になっていて。原作が始まったときが1988年ですが、26年後の今に新一がいたらどういう子なんだろう、というのが表現されています。
新一の根本的な中身は変わらず、舞台やキャラクターが今の時代の人たちに見ていただいても、より共感しやすくなっているんじゃないかと思います。

原作ではかけていないメガネなんですが、このメガネも今後新一が変化だったり成長していくのを表現するためのギミックになっていたりするので、このデザインにはちゃんと意味があるものになっています。そして髪型やメガネといった変化はありますが、よく見ると彼の顔自体は案外変わっていないので、もちろん原作が好きな方も「中身は変わってないんだな」と安心してご覧ください。

そして、新一、里美の同級生として登場するアニメからのオリジナルキャラクター「鈴木アキホ」についても、声を担当する前田さんが今の心境を語りました。

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前田玲奈(以下、前田):唯一のオリジナルキャラクターで、そばかすがチャーミングなとっても明るいキャラクターだと聞いています。オリジナルキャラクターという面でも、とてもプレッシャーがあります。でもアニメならではの要素になっていけたらいいな、と前向きに楽しみにしています。
台本はまだ2話までしかいただいていないのですが、どういう動きをしていくのかというのを私も楽しみにしておりますし、チーム一般人として頑張って行きたいな、と(笑)。

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■立川裕子(CV:安野希世乃さん)

新一、里美の同級生。美術部員。

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■田宮良子(CV:田中敦子さん)

新一の通う高校に赴任してくる教師。その正体はパラサイトであり、高い知能を持つ。「自分たちはなぜ生まれてきたのか」という疑問を持ち、その答えを探す。

他にも「君嶋加奈」役に沢城みゆきさん、「浦上」役に吉野裕行さんという追加キャストの発表も。

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■君嶋加奈(CV:沢城みゆきさん)

新一の隣町の高校の女生徒。新一の目の中に人間以外のモノを感じ、徐々に新一に興味を抱くようになる。

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■浦上(CV:吉野裕行さん)

指名手配されていた、謎の快楽殺人鬼。

出演が決まった時の気持ち

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平野:本当に昔から原作が大好きで、だからこそ、正直なんでミギーが自分なんだろうと驚きました。漫画を読んでいる時は完全に男性の声をイメージして読んでいたので。自分に出来るのかな、という不安がまだあります。アフレコはこれからなので、アニメならではの自分なりのミギーを作っていければと思っています。

――役作りはどのようにされていますか?

平野:まだこれからという感じなのですが、何パターンも作って、新一との掛け合いやミギーだけでもいろんなシチュエーションがあるので、声のバランスなどを考えたりいろいろなバージョンを作りながらやっています。

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島崎:ものすごい嬉しいという気持ちと、とてつもないやりがいと、とてつもないプレッシャーといろんな感情が入り交ざって押し寄せてきますね。オーディションの段階から緊張していました。
普通の高校生の状態の新一から、寄生獣化していき、そして最後に至ったところまでという、時系列がきちっとしているオーディション原稿で、その段階からがっつりしっかりやらせていただきました。
テーマや内容もとても重く深いので、自分で練習していても吐きそうになるくらい気持ちを入れてやらせていただいた結果、新一役のお話をいただけて、すごく嬉しいとともに、とてつもなく緊張しています。

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花澤香菜:オーディション原稿を、マネージャーから「これは俺の人生のバイブルだ」と言われて渡されたので、しっかり原作を読み込んで受けさせていただきました。
グロテスクな描写が前に出がちなのですが、そこはむしろ重要ではなくて、その奥のテーマが深い作品なんだなぁと思って、自分がやれたら嬉しいなと思ってオーディションを受けていました。先ほどPVが公開になり、とても絵が綺麗で、これからのアフレコが楽しみです。

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安野希世乃:寄生獣といえば知る人ぞ知る、あまりにも人気の作品で、決まって一番に両親に報告したんですが、お父さんが飛び上がるくらい喜んでくれたのが印象的でした。
自分の声に出して演じさせて頂いて、すごく裕子ちゃんという役柄に興味が湧いてきて、これから挑戦していけることにワクワクしています。

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前田:出演が決まった時はすごくうれしく思いましたし、やはり大きなプレッシャーも感じました。個性豊かなキャストの方々、素晴らしいスタッフの方々と、寄生獣の魅力をたくさん伝えていけるように、精一杯挑みたいと思っています。

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田中敦子:やはり、綾ちゃんと同じようにミギーは男性の声を想像していたので、個人的にすごく綾ちゃんのミギーが楽しみです。あと主人公の子たちは高校生ですが、良子は数学教師なので、ちょっと違った立ち位置でものを考えたり、新一と関わっていく役に自分でもワクワクしています。

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キャストのみなさんも、「早く後藤が見てみたい!」や「加奈ちゃんがどんな感じになるのか気になる!」といったまだ公開されてないキャラクターに興味津々。出演者でも今後の情報や展開に期待しているようでした。
舞台を現代に一新した『寄生獣 セイの格率』。いろいろ気になりますが、とりあえず第1弾PVをチェックして動くミギーを確認しよう!

【寄生獣 セイの格率】2014年10月より日本テレビ他にて放送スタート。

アニメ公式サイト:
http://www.kiseiju.jp/chara/index.html

CAST

ミギー:平野 綾
泉新一:島﨑信長
村野里美:花澤香菜
立川裕子:安野希世乃
鈴木アキホ:前田玲奈
君島可奈:沢城みゆき
浦上:吉野裕行
田宮良子:田中敦子

STAFF

原作:岩明均(講談社「アフタヌーン」)
監督:清水健一
シリーズ構成:米村正二
キャラクターデザイン:平松禎史
総作画監督:小丸敏之
美術監督:赤井文尚
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
CG監督:福士直也
編集:木村佳史子
音楽:Ken Arai
音響監督:山田知明
アニメーション制作:マッドハウス
製作:日本テレビ、バップ、フォアキャスト・コミュニケーションズ

(C)岩明均/講談社・VAP・NTV・4cast

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