雑誌から切り取った広告が、子どもの位置を教えるリストバンドに!Niveaのユニークな試み
日差しが強く、暑い夏も真っ盛り。夏休みには、子どもを連れて海に行こうと計画している人もいるかもしれない。日焼け止めは夏の必需品だが、世界的なスキンケアブランドのNiveaとFCB Brasilがタッグを組み、とてもユニークな広告を展開したという。
雑誌内の日焼け止めの広告NIVEA Sun Kidsのページは、一見すると商品の写真とキャッチコピーから成る普通の広告ページ。だが、子どもを見守る親たちを助けるツールにもなるという。
実は、広告ページのNiveaブランドロゴ周辺にはミシン線がついていて、切り取ることができる。切り取ったストリップは、子どもの腕にリストバンドのようにして巻きつけて使う。紙のように非常に薄いストリップには、小型の位置入力装置が内蔵されている。
親はNivea Sun Protegeから専用のアプリをダウンロードし、子どものリストバンドと同期させる。ストリップごとに子どもの名前を入力することができ、離れてもよい最大距離を設定する。万一、子どもがフラフラと歩き回り、設定した最大距離に到達した場合には、アラートを送って親に知らせてくれるようになっている。ちなみに、このストリップは水に耐性があるので安心だ。
ビーチは人が多く混雑しており、ちょっと目を離した隙に子どもを見失ってしまう危険性もある。まずは子どもに日焼け止めを塗ってあげ、一緒に広告のリストバンドを腕に付けてあげれば……親にとっては安心だろう。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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