PE’Z、原点に立ち戻ったオリジナルアルバム『血騒-chisou-』を10月に発表

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それまでマイナーだとされていたインストゥルメンタルミュージック(歌のない楽曲)を日本の音楽シーンのメインストリームにまで引き上げたと言われるPE’Z。そんな彼らがこれからの自分たちの音楽について、ひとつの結論に至ったようだ。10月15日にニューアルバムのリリースを控え、リーダーの航(Dr)は“根底となるPE’Zサウンド”とはどういうものだったのかと原点に立ち戻って考え、結論に至ったと語る。

PE’Z (okmusic UP's)

じつは2年前にリーダーになってから、航はずっとバンドの方向性について模索を続けており、その中である仮定にたどり着いた。そして、それを実証するため、昨年末にある曲を発表した。その曲とは「THE LEGEND」。各地でこの曲を演奏する中で、オーディエンスと一体化するというライヴバンドにとって一番大切なことを再認識し、仮定が確信に変わっていったのだという。結論は“血を騒がすサウンド”と“常に全力”となり、アルバムのタイトルは『血騒-chisou-』に決まった。

トランペッターのOhyama”B.M.W”Wataruも自身のブログで「サウンド的に色々なアプローチに手を出しすぎて、散漫になっていた」「侍JAZZと評される中で、JAZZという音楽ジャンルに囚われていた部分があった」とここ数年間の活動を振り返った。また、2年前にリーダーを譲ってからのことについて「一人のメンバーとしてバンドを客観的に見られた」と語り、その中で感じたことを踏まえて、今作からは過去の数作品では控えめだった作曲活動を積極的に再開したそうだ。

アルバム『血騒-chisou-』は冒頭から最後まで無駄なサウンドが一切排除されている。航は「曲毎の個性はとても強いが、それでいてアルバム全体の印象は決して散漫にならず、上手く統一できた」と語る。

8月と9月にはシングル配信で先行発表していくとのことなので、期待していてほしい。今後のPE’Zは、新宿歌舞伎町で7月13日(日)のひさびさのワンマンライヴを皮切りに、控えていたフェスへの参加や最近実施していなかった地方ツアーも積極的に行なう。アルバムリリース直前の9月21日(日)には、東京・世田谷の人見記念講堂でのホールライヴも決定しており、ここでも一味違うアプローチが見られるというから楽しみだ。

アルバム『血騒-chisou-』
2014年10月15日発売
品番・価格未定

「ONE-MAN SHOW~10年振り!!侍5人衆、歌舞伎町に現る!!~」
7月13日(日) 東京 新宿BLAZE
open 16:00/start 17:00
料金:前売¥4,300 / 当日¥4,800
※all standing・整理番号付き・tax in・drink代別
チケット:発売中
info:サンライズプロモーション東京

(OKMusic)記事関連リンク
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PE’Z オフィシャルサイト
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