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夫婦円満の秘訣 “禅の知恵”を通して考えると?

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 電車が遅れるだけで駅員に怒鳴り散らす、取引先に無理難題をふっかける・・・。現代ではどこを見ても、イライラしている人ばかり。蔓延するストレス、それを解消する手立てはどこにあるのでしょう?

 『ととのえる 心のストレスを消す禅の知恵』(枡野俊明/著、KADOKAWA/刊)は、ストレスに対処するための、禅の思想を紹介した一冊です。
 著者は、曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学教授も務める枡野俊明さん。僧籍に身を置きながら、様々な人々と接し、現代人の誰もが感じている「ストレス」をやわらげたいとの重いから本書の執筆を決めたといいます。
 禅の考えには、あらゆるものを「ととのえる」ヒントがたくさんあるといいます。ここでは、家庭を円満に保つ秘訣を本書からご紹介します。

■夫婦円満の秘訣とは?
 配偶者に対して、「こんなはずではなかった!」という思いを持ったことがある人は多いでしょう。しかし夫婦といっても、もともとは生まれた場所も、育った環境も、受けた環境も、全てが違ったところにいた2人。何もかもがうまくかみ合うはずはありません。
 夫婦は「一心同体」ではなく、「二人三脚」であると考えてみてください。片足は結ばれていて、もう一方の足は自由になっているというのが、夫婦のちょうど良い頃合です。「ちがっていて当たり前」という心持でいることで、ストレスを溜めずに生活することができます。
 しかし、2人の結ばれている足の歩調が同じでなければ二人三脚は成り立ちません。つまり、お金や時間の使い方など、基本的な価値観が大きくかけ離れていたら、人生を一緒に歩いて行くのは難しい、と考えるほうがよいといいます。
 もちろん、価値観の大きな違いがありながらも、何年もうまくやってきた夫婦もいますよね。その場合は、大丈夫。お互いの価値観をうまく”融和”させることができたということでしょう。きっと、そのままやっていけるはずです。

■配偶者の親戚とつきあう時の心得
 愛し合う2人の合意で結婚が成り立っても、夫婦だけの世界で暮らしていくわけにはいきませんよね。核家族化が進んだ現代でも、結婚が家同士の結びつきであることには変わりませんから、双方の親戚とのつきあいは避けられません。
 配偶者の側の親戚とは、結婚を機に新たにつきあい始めるわけですから、性格ものみ込めていない手探り状態からの関係となります。これは、人により差はあれど、これはしんどいものです。
 できれば配偶者から、親戚の人柄やものの言い方、ふるまい方の傾向など、大まかにでもその人の輪郭を心得ておけば参考になります。ただし、それぞれの家が相応の事情を持っていますから、相手が話したがらないようであれば根掘り葉掘り聞くのは控えましょう。夫婦関係まで気まずくなりかねませんから。

 本書では、自分の「心」や「考え方」、「言葉」や「体」をととのえるための禅の知恵を吸収することができます。ところどころで禅のエピソードが紹介されていて、禅について学んでみたい人も参考になるはず。
 対人関係や自分の生き方でストレスを感じている人は、ぜひ手に取ってみてください。
(新刊JP編集部)



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