世界を挑発した元祖“禁断の愛”映画『愛のコリーダ』ニコニコ生放送決定! 『私の男』公開記念
2008年に直木賞を受賞した桜庭一樹によるベストセラー小説「私の男」。その刺激的な内容と、極限的な舞台設定から、映像化不可能と言われてきた本作が、俳優活動25周年を迎えた浅野忠信、16歳にしてヴェネチア国際映画祭で新人賞を受賞した二階堂ふみを主演に迎え映画化。6月14日より全国公開となります。
この度、ニコニコ生放送にて『私の男』公開記念特集が開催。日本を代表する巨匠監督・大島渚が、世界を挑発した元祖“禁断の愛”映画『愛のコリーダ』の放送が決定しました。
『愛のコリーダ』は1936年に実際に起こった阿部定事件を題材に、社会の底辺にすむ男女の性的執着と究極の愛を描いた衝撃の問題作。阿部定事件とは、惚れた男と愛欲に溺れ、その果てに男を殺し局部を切り取ったという有名な昭和の猟奇事件。『愛のコリーダ』は衝撃的な実話を基に、芸術かつ官能的な映画の仕上がりに衝撃を与えたとともに、日本初の本番撮影に挑んだこと、各国で問題作として取り扱われたこと、など世界中にセンセーションを巻き起こしました。
これは『愛のコリーダ』で主演を務めた藤竜也が出演する『私の男』公開記念として、「禁断の愛と絡み合うエロス」特集の一環で実施されるスペシャルな企画。
『私の男』はオホーツク海に面した北海道・紋別で暮らす、家族を失った少女・花(二階堂ふみ)と、花を引き取った遠縁の男・淳悟(浅野忠信)の“禁断の純愛”を描いた本作で、藤竜也さんは物語の鍵を握り、淳悟と花を見守る地元の名士でふたりの遠縁にあたる大塩を演じます。世界を挑発した『愛のコリーダ』の藤さんが、本作ではモラルの象徴として登場。『愛のコリーダ』を見てから『私の男』をぜひ鑑賞してほしいという企画者側からの強い意思のもと今回の初放送が実現したそうですから必見です。
その他には、“ゆきずりの愛”を描いた『ヴァイブレータ』、“不倫の愛”を描いた『人のセックスを笑うな』、エロスの象徴とされる日活ロマンポルノからは名作2作『天使のはらわた 赤い教室』『少女娼婦 けものみち』など、ただならぬ男女の関係を描いた“禁断の愛と絡み合うエロス”をテーマに、名作映画12作品の無料上映を6月7日(土)~15日(日)の間連日生放送を行います。
どれもこれも名作らしいけど、まだ観れていないなぁ、というアナタは一気観のチャンス! 『私の男』も映画ファン必見の衝撃作となっていますので、ぜひこの機会に愛についてお勉強しておきましょう。
ニコニコ動画「『私の男』公開記念 “禁断の愛と絡み合うエロス”特集」特設サイト
http://ch.nicovideo.jp/watashi-no-otoko
【放送作品概要】
映画「ヴァイブレータ」/6月7日(土) 22時00分~
映画「絶対の愛」/6月8日(日) 22時00分~
映画「弓」無料上映会/6月9日(月) 22時00分~
【日活ロマンポルノ】映画「天使のはらわた 赤い教室」/6月10日(火) 22時00分~
【日活ロマンポルノ】映画「少女娼婦 けものみち」/6月11日(水) 22時00分~
映画「ラマン」/6月12日(木) 22時00分~
映画「愛のコリーダ」/6月13日(金) 22時00分~
映画「人のセックスを笑うな」/6月14日(土) 22時00分~
映画「アンテナ」/6月15日(日) 22時00分~
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