ブラック企業被害対策弁護団代表の佐々木亮弁護士が「すき家ストライキ」にブログで言及
現在、『Twitter』では「#すき家ストライキ」なるハッシュタグが拡散中で、肉の日である5月29日にストライキが決行されるのか否かについて注目が集まっている。
そんな中、ブラック企業大賞実行委員で、ブラック企業被害対策弁護団代表の佐々木亮弁護士が『Yahoo!ニュース:個人』にアップしたエントリーが話題になっているようだ。
ブラック企業へのカウンターパンチ ストライキ!(佐々木亮) – 個人 – Yahoo!ニュース
当該エントリーで、佐々木弁護士はストライキについて説明を行い手順について解説。
1)労働組合を結成する(又は入る)
2)労働条件向上を目的としてスト権を確立する(組合員で直接無記名投票を実施して有効投票の賛成過半数で確立)
3)事前通告する(しておいた方が無難。直前でもOK)
4)物の破壊や暴力ご法度(当たり前)
そして、首都圏青年ユニオン顧問弁護団でもある佐々木弁護士は「やはり労働組合が必要なのだ」と労働組合の必要性について述べる。
とはいえ、以前ガジェット通信の
「アラブの春」ならぬ「すき家の春」で人手不足が囁かれる中 今度は「パワーアップ工事中」が話題に
https://getnews.jp/archives/539920[リンク]
でお伝えしたように、労働組合にとらわれることなく、『2ちゃんねる』の「すき家アルバイト」スレッドや『Twitter』など、SNSを駆使してアルバイトの人たちが個々にいろいろな情報をやりとりして団結しているという状況が新しいわけであり、今回の「すき家ストライキ」も従来のストライキとは性質が異なるものなのではないだろうか。
ストライキが29日に実際に行われるかも含めて、様々な議論が現在ネット上でなされているようだ。今後の動きに注目である。
※画像は『Yahoo!』より
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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