本をスキャンしてPDF化してくれるサービス開始! たったの100円

BOOKSCAN

雑誌や漫画、書籍などをスキャンしてPDFファイルにしてくれるサービス『BOOKSCAN』(ブックスキャン)のウェブサイトがオープンした。会社の設立は2010年4月7日で、サービスは4月19日からスタートするらしい。

以前、新品雑誌のデータをスキャンしてインターネット上で読めるようにした『コルシカ』というサービスがあった。しかし『BOOKSCAN』は『コルシカ』とは違い、すでに自分(客)が持っている本この会社に送付しスキャンを代行してもらうというサービスだ。本はスキャンのためにバラバラに裁断され、スキャンが終了すると廃棄されるとのこと。

本をスキャンして作ったPDFファイルは『BOOKSCAN』が指定したインターネットのデータ倉庫からダウンロードして引き取るか、CD-Rに保存して配送するとのこと。本のデータ自体を自分の手元に置けなかった『コルシカ』とはその点も違うといえよう。

スキャン費用も驚くべき破格で、なんと1冊100円というリーズナブルな値段。手作業なのか機械が自動的にスキャンしているのか不明だが、とにかく格安である。しかしスキャン作業中にトラブルが発生することも考えられ、高額な本は依頼しないほうがよいとのこと(公式サイトではスタッフが詳細を動画で説明している)。

スキャンして欲しい人は本を『BOOKSCAN』に発送する必要がある。『コルシカ』がサービス停止したということもあり、一見似たようなサービスに見える『BOOKSCAN』が今後どうなるのか興味深いが、本をスキャンしてパソコンやメモリーカードなどに本を保存しておきたいという人は多くいるはずだ。実際、記者の周りにも裁断した本を効率よくデジタル化するためのハードウェアを用いて書籍のデジタル化に熱中している人がいる。

『BOOKSCAN』によると、『iPhone』や『iPad』にPDFファイルを保存することで、手軽にどこでも本を読むことができるという。『コルシカ』は出版業界からの協力を得られなかったのかサービスを終了してしまったが、今後、不安の残る著作権等の問題をクリアして『BOOKSCAN』がどのような展開をしていくのか気になるところである。

画像: BOOKSCAN


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