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「下っ端」は意外とラク? 辞めたくない職種に「飲食、宿泊」「建設」

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与信管理のリスクモンスターは、全国の20~49歳の働く男女600人を対象に「仕事に対する満足度」に関する調査を行った。仕事に対する継続の意識について「今後も勤め続けたい」と答えた人は、全体の69.3%だった。

勤め続けたいと答えた人が一番多かった業種は「飲食店、宿泊業」が85.7%。これに「建設業」の84.6%、「公務」の81.0%が続いている。

給与より「ストレスのない職場」がポイントか

勤め続けたいと答えた人の理由は、「職場環境がいいから」が42.8%、「安定した会社だから」が32.5%、「やりがいのある仕事だから」が31.5%だった。給与よりも、日々の職場でストレスが少ないということが大きなポイントになっているようだ。

飲食や宿泊のような接客サービス業は、顧客からの理不尽なクレームに反抗できないことも多い。ストレスが溜まりやすい「感情労働」のひとつと呼ばれることもある。建設業も「3K職場」などと言われて、若者の人気が低下した時期もあった。

いずれも新卒学生の間では「ブラック労働」と呼ばれることもあるが、なぜ勤続意識が高いのだろうか。ネットには意外にも、

「(建設は)ブラックもあるが、規制増えまくったお蔭か、まっとうな会社も多くなったし。あと、多分やっぱり日本人に向いてる」
「下っ端は労働時間厳守がデフォ(標準)で比較的給料がいい。現場監督とか責任者になると寿命を生け贄に捧げて金を得るって感じになる」

という声もある。言葉は悪いが、飲食も建設も「下っ端」であればマネジャーの指示に従い、目の前の仕事を淡々とこなせば時給がきちんと支払われるという気楽さがあるのかもしれない。

雇用流動性が高く「嫌なら辞めよう」がしやすい

飲食、宿泊や建設の仕事は、会社に依存する部分が比較的少なく、どこの現場でも似たり寄ったりなものが多い。過去の経験が、次の職場で活きやすいという特徴もある。

もし労働条件が悪かったり上司と相性が合わなかったりすれば、他の店や現場に移ればよく、少し探せば仕事がすぐ見つかるという「雇用流動性」も高い。「嫌なら辞めよう」がしやすい職種といえるかもしれない。

特に最近は、飲食業への「ブラック批判」が厳しいため、かえって労働環境の改善に敏感な会社も増えている。建設にいたっては震災復興に加え、東京五輪需要で人手不足が深刻化し、労働単価も上がっているようだ。

一方、「勤め続けたくない」という答えが最も多かったのは「食品製造業」「農業」の50.0%。以下「運輸業」のほか、新卒人気の高い「金融・保険業」や「医療、福祉」なども勤続意識が低いという結果が出ている。

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