最高級「ベジョータ」&和風の味つけで意外なおいしさ!? くら寿司の新メニュー『イベリコ豚丼』を食べてみた
大手回転寿司チェーンのくら寿司は、2014年3月7日より新メニュー『イベリコ豚丼』を販売開始することを発表。3月3日からは東京・品川店で先行発売しているということで、ひと足先に試食することができました。
生ハムなどで日本でも認知度が上がっているスペイン産のイベリコ豚。今回のどんぶりでは、その中でもアンダルシア州ウェルバ県ハブコ村のドングリだけで育てられた最上ランク「ベジョータ」を使用。このためにスペイン国内で生産される「ベジョータ」のバラ肉年間1000トンのうち、4分の1にあたる250トンを契約しており、本気度の高さがうかがえます。
担当者によると、赤身と脂味が2対8ながら味がしつこくなく、オレイン酸が多く含まれているので悪玉コレステロールや血中脂肪の低下に効果が見込めるとのこと。イベリコ豚は「足の生えたオリーブオイル」という異名もあり、女性にもオススメのメニューとしています。
イベリコ豚は、醤油ベースでフルーツが隠し味の特製だれにつけ込み、アナゴエキスの入ったたれをかけて提供。半熟卵とネギがトッピングされ、まろやかさを感じられる和風のどんぶりとなっています。
実際に口にしてみると、イベリコ豚のやわらかさとタレの甘味が絡みあい、ご飯ともよく合っています。ソースに入っていることもあり、アナゴに近い味で、脂身の食感の違いを楽しむというのがよさそうです。
肉はそれほど厚くなく、しつこさのない上品な味になっているので、ちょっと小腹を満たしたいという際に注文するというのもいいかもしれません。
提供にはオーダー専用レーンを使用し、注文してから約2分でテーブルに届くとのこと。400円(税抜)というお値段も手頃なのも嬉しいところなのではないでしょうか。
また、くら寿司では『イベリコ豚の大とろ』(税抜100円)と『イベリコとんこつラーメン』(税抜360円)も2014年3月7日から4月10日までの期間限定で発売。さっくりイベリコ豚を楽しみたいというニーズにも対応しています。
くら寿司では既に2005年ころに『イベリコ豚うどん』を発売。その頃に培った仕入先との信頼関係があったからこそ、今回の大量買い付けにつながったとしています。ラーメンやスイーツなどのサイドメニューの充実を図り、「食のテーマパーク」を目指すくら寿司ならではの新メニューといえそう。どんぶりご飯の各チェーンに対抗するという意味でも、この挑戦の行方が気になるところです。
くら寿司 ホームページ
http://www.kura-corpo.co.jp/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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