【大相撲】現役最小兵の珍名力士『宇瑠虎』(うるとら)、注目の初戦の結果は?

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大相撲九州場所2日目の11日、誰もが知っているスーパーヒーローにあやかった珍名力士『宇瑠虎』(うるとら)が、初めての勝負に臨んだ。

宇瑠虎は式秀部屋所属の力士・櫻潮(おうしお)の新しい四股名。164cm、61kgの現役最小兵ながら、土俵上ではスーパーヒーローに変身し、大きな力士相手に3分間動き回る相撲が取れるようにとの願いを込めて、師匠の式秀親方が考え改名した。下の名前も太郎とし、『宇瑠虎太郎』(うるとらたろう)となった。

その宇瑠虎の注目すべき初戦の動画があったので紹介したい。

Urutora vs Hokutogo Day 2 Sumo Kyushu Basho November 2013(YouTube)


対戦相手、182cm、162kgの北勝剛との体格差は一目瞭然。素人目にも絶望的な状況に、場内から「ウルトラ!」と声援が上がる。1回の仕切り直しを挟んで、いざ待ったなしの勝負! 宇瑠虎、思い切り下がった位置からの立合い。それハッケヨイ! しかし真っ向から組んでは勝ち目はない。相撲というよりもレスリングっぽい動きで相手を牽制しつつ回り込もうとする。そしてこれは猫騙しか。驚かせて相手の懐に潜り込もうとする。しかしアゴにモロに張り手を食らってひっくり返ってしまった。決まり手は突き倒し、突き倒しで北勝剛の勝ち。

う~ん、残念。初勝利は明日以降にお預けとなってしまった。でも持ち前のスピードは感じられる取組だったのではないだろうか。横や後ろから相手のまわしを掴んで回転し、倒したり押し出したりする新必殺技『銀河投げ』が見られる日も近いかもしれない。

画像:式秀部屋公式Twitterアカウント(@shikihidebeya)より(宇瑠虎は中央)

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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