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生き残りたければ騙して殺せ! 映画『人狼ゲーム』特別動画&監督インタビュー公開

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10月26日より公開中の映画『人狼ゲーム』。今年一躍話題となったパーティーゲーム“人狼”をベースとしたソリッドシチュエーション・スリラーだ。この度、映画の見どころが分かる特別映像が公開となっている。

特別動画:http://www.youtube.com/watch?v=2agyDDA72x8



村人と人狼にわかれ、お互いに正体を隠しながら毎晩“人狼の処刑”と“村人の殺害”を行っていく“人狼”。もちろんゲームでは殺された者はゲームから外れてしまうだけだが、映画『人狼ゲーム』では、その処刑も殺害も実際に行われる。動画内ではこのオリジナルの人狼ルールの恐怖をわかりやすく解説している。

ベルリン国際映画祭で日本人初の最優秀新人作品賞受賞という快挙を成し遂げた熊坂 出(くまさかいずる)監督が手がけた今作。このたび、熊坂監督のオフィシャルインタビューも公開となっているので、併せてご紹介する。映画『人狼ゲーム』は新宿武蔵野館ほかにて、現在公開中だ。

<「人狼ゲーム」熊坂出監督 オフィシャルインタビュー>

「人狼ゲーム」とは、今から10年程前に出会いました。
カードゲーム等を制作する会社に勤務していた時、イタリア版の「人狼ゲーム」を知ったんです。それ以来、ずっとハマり続けていたので、今回のお話をいただいた時は、ふたつ返事でお引き受けしました。原作小説の大枠は変えずに、大幅に加筆修正を施して映画化しました。

桜庭ななみさんは天才だと思います。どうすればそんな事ができるのか自分には到底分かりませんが、例えば、泣く芝居の時、涙が目から流れ落ちるタイミングも正確にコントロールしているように感じました。そもそも感情は、英語では受動態であるように、自ら生み出せるものではないと思うのです。生み出そうとするとどうしても過剰になってしまいがちなのですが、彼女の場合はいつでもリアリティが備わっていましたね。撮影前、俳優達には、“脚本を義務としてとらえるのではなくその役柄を生きるきっかけ程度のものと捉えて欲しい”と話しましたが、彼女が物語の流れから逸脱しない範囲で「私だったらこうする」というオリジナルなお芝居を積み重ねていってくれたので、深みや複雑さ、リアリティのある人物を描くことに成功できたのだと思います。

彼女の脇を固める役者達も皆本当に良かったです。芝居とは“リアクション”だと思います。投げる球は毎回微妙に変わるので、必然的に受けとる側も球に合せて調整して動かないと上手く行かないんですよね。なので、シーン中、ある子が豪速球を投げれば相手役の子は体全体で受け止める、変化球が来れば身をよじって受け止める、というように、テイク毎に“リアクション”を大切に演技してもらいました。そのお陰で、「リアリティのあるシーンが撮れている」と感じられる瞬間が多々ありました。桜庭ななみさん演じる本の虫の愛梨が、「人狼ゲームの世界は、私達が住んでいる世界よりある意味健全かもしれない」と、とある気付きを得ることが本作の肝になっています。これは映画化に際して僕が譲れなかった部分です。数日間の撮影でしたが、若い俳優達は命懸けで生き、殺し、死ぬ、という重みのある芝居をしてくれました。世界中の子供から大人まで、多くの方に見てもらいたいですね。

(C)2013「人狼ゲーム」製作委員会

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記者:

デザイナーと記者の二足のわらじ。ふだんはホラー通信(http://horror2.jp/)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きなバンドはビートルズ、好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

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