観衆11万人の川崎ハロウィン・パレード! ファッションモンスターたちでなぜか駅前がダンスフロアに

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今年で17回目を迎えた『カワサキ ハロウィン』。川崎市と地元企業・商店街が主催し、10月25日から27日までの3日間、川崎駅東口一帯でハロウィンにちなんださまざまなイベントが行われました。そして最終日の27日には、そのハイライトを飾る3000人参加のハロウィン・パレードが駅前の繁華街を練り歩きました。

パレードに参加したのは事前に申し込みのあった約3000人。参加条件は「仮装していること」のみで、コスプレのジャンルには特に制限がないため、オバケやカボチャの正統派ハロウィン・コスプレから、マンガ、アニメ、ゲームのキャラクターに至るまで、もう何でもアリ。一瞬、コミケ会場に紛れ込んだかと錯覚するほどバラエティ豊かな仮装行列になりました。パレードを率いた先導車の上では、DJ・Ami Suzuki(鈴木亜美)ら人気女性DJがノリノリのクラブミュージックをプレイ。轟音を響かせながら川崎駅東口周辺の1.5kmを行進し、一帯はさながらダンスフロアに様変わり。そしてこの仮装パレードをひと目見ようと沿道に集まった観衆は、なんと11万人! 中にはコスプレをした人も多く、日本最大級のハロウィン・イベントを参加者とともに楽しんでいました。

家族で参加する人や、かわいい我が子(ペットを含む)にコスプレをさせて参加する人たちも。親バカっぷりを存分に発揮できる場でもあります。しかし、ふなっしーとかマリオとかセーラームーンとか美少女着ぐるみとかカメラ男とかゴン太くんとか調査兵団とか、もうコミケと変わらないじゃないですか。あ、ゴン太くんは一応モンスターか?

子供にアメちゃんをあげる死神さん。日本の住宅街では無理ゲーな「Trick or Treat!」的なことも行われていました。今年の日本のハロウィン市場はコスプレグッズ、パーティ需要などを中心に、1000億円を超えると見込まれており、バレンタインデーの1300億円に迫る勢いで伸びているそうです。日本におけるハロウィンは、本来の宗教的意味合いを無視し、リア充イベントとしてそれなりに定着したようです。

パレードは3000人を4つのグループに分け、1時間近くかけて川崎駅東口周辺の1.5kmをぐるりと1周しました。交差点と沿道は見物客で歩くのも困難なほど。ちなみに、手前に見えるのは鈴木亜美ちゃんの背中。DJ・Ami SuzukiとBE TOGETHER!

米米CLUBのジェームス小野田、鈴木亜美らがプレゼンターを務めた仮装コンテストの表彰式。グランプリの賞品は3泊5日のイタリア旅行と賞金10万円(と3Dプリンターで自分のコスプレフィギュアを作ってもらえる権)。コカ・コーラ、NTT、東京ガス、NEC、ロッテなど、そうそうたる大企業が協賛・協力しているからこそ開催できる豪華イベントです。

スタート・ゴール地点となった商業施設『ラ チッタデッラ』周辺はご覧の人だかり。主催者発表の参加人数は多少“盛って”いるのが常ですが、記者の感覚でも11万人というのはほぼ正確な数字だったと思います。国内マスコミの他、海外メディアもたくさん取材に訪れていました。

『カワサキハロウィン 2013』公式サイト
http://lacittadella.co.jp/halloween/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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