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街頭調査でも実証済み!?2013年秋冬は「赤の口紅がトレンド」ってホント?

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資生堂によると、日本経済が回復傾向にあることや、2013年の東京オリンピック開催が決まるなど社会に明るい話題が流れることで、ポジティブになっている層が増加。過去の好景気時との比較から、2013年秋冬のトレンドとして「赤の口紅」が新しい流れになるとしています。

2012年秋冬に東京で300人を対象にした定点観測調査で、赤の口紅をつけた女性が26%にもなり、トレンドがモデレートからビビッドへと変化していることに注目した資生堂は、2013年8月30日から9月2日の間、20歳から44歳の仕事をもつ女性750人を対象に「赤の口紅」についてのインターネット調査を実施。

それによると、社会・景気に対して「明るい兆しを感じる」と回答した54%のポジティブ層にとって、「赤の口紅」から受ける心理的な影響に相関関係があることがわかったとのこと。ただ、よく読むと根拠になる数字として「赤の口紅」を「落ち着いた色の口紅」と比較して出されており、「より積極的なイメージ」として前者になるというのは当たり前のように感じるのですが…。

そして、「ポジティブ層」に対して、同じ髪型とメーキャップの女性に口紅で変化をつけた場合の印象を尋ねた際の画像が上のもの。なんというか…調査結果以前に塗りすぎなのでは、という疑問を覚えてしまいます。調査結果を印象づけるためとはいえ、他の写真も化粧品の老舗ブランドのイメージとはかけ離れた残念なデキでした。

資生堂は2009年にリップスティック『パーフェクトルージュ』を登場させるなど、伝統的に真紅が大好き。ヨーロッパ各都市の新作コレクションの動向も常に意識的なハイブランド志向でもあり、今回「赤」を強調するのも無理からぬところではあります。
とはいえ、ファッションアイテムやスタイルが多様化している現在と、「赤の口紅」が流行したという戦後復興期やバブル景気と比べるのは単純にしすぎで、「トレンドを作る」という情報に対しては、賢いユーザーほど警戒するかもしれません。

それにしても。この比較用のメイク画像には同性はもちろんのこと、男子はドン引きなのでは? 日本のおしゃれをリードしているブランドだけに、ちょっとした情報でもブランドの矜持を示して欲しいと感じるのは筆者だけでしょうか。

2013年、秋冬のファッション&ビューティーの キーワードは、「赤の口紅」 (資生堂プレスリリース)
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2193-j.pdf [リンク]

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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