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単純でも奥が深い──ブラウザゲーム『Cookie Clicker』が突然の大ブレイク

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「ただいまのクッキー生産ペースは秒速2800万枚」「おばあちゃんクッキー焼きすぎ」──この連休中からいきなり『Twitter』を中心に飛び交うようになった「クッキー」という単語。その発端は何かと言うと、8月8日にハンドルネーム“Orteil”氏が開発したフリーのブラウザゲーム『Cookie Clicker』でした。

このゲーム、作業は至って単純そのもので最初は画面左に表示されている大きなチョコチップクッキーをクリックしていくだけ。そうするとクリックした回数と同じ枚数のクッキーが手に入るので、画面右のメニューから「Cursor」を購入(クッキーと交換)するとクッキーの横にカーソルが出現し、プレイヤーの代わりに自動でクッキーをクリックしてくれるようになります。そして次は「Grandma」を購入すると画面中央におばあちゃんが出現し、1人につき秒速0.5枚(2秒に1枚)のペースでクッキーを焼いてくれます。このおばあちゃんのキャラクターが妙に存在感があると思って調べてみるとフリトレーがアメリカで発売しているそのものズバリ『Grandma’s』と言うクッキーのブランドがあり、その袋に描かれているおばあちゃんが基になっているのだとか。

そしてクッキーの生産ペースが上がって行くとクッキーを収穫する畑(?)やクッキー工場(これはまだわかる)、クッキー鉱山(??)、錬金術でクッキー生産(???)……と謎のクッキー生産手段が次々に解禁され、果てはタイムマシンで過去の世界からクッキーを輸送(!)や、反物質コンデンサで空間中の反物質をクッキーに転換(!!)すると言うSFチックな高速生産手段まで用意されています。また、低速な生産手段でも投入した個数に応じてパワーアップアイテムが出現するので全部のアイテムを集める楽しみもあります。

ブラウザゲームにしては珍しくFLASHを使っていないので、スマートフォンでも手軽にプレイが可能。ゲームオーバーの概念は存在せず、しばらく放置して別の作業に専念しているとおびただしい数のクッキーが……なんてことも珍しくありません。

単純ながらも奥が深い『Cookie Clicker』ですが、開発者のOrteil氏によると世界中からの予想を大きく上回るアクセスでサーバーの維持が困難になっているそうで、ゲーム画面の右下にある「Donate」ボタンを通じた維持管理費用の寄付をプレイヤーに呼び掛けています。

『Cookie Clicker』(画像はゲーム画面のスクリーンショット)
http://orteil.dashnet.org/cookieclicker/

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記者:

1975年、兵庫県姫路市生まれ。商工組合事務局勤務を経て2012年よりウェブライター活動を開始。興味のある分野は主にエンターテインメント、アーカイビング、知的財産関係。プライベートでは在野の立場で細々と文学研究を行っている。

ウェブサイト: https://note.mu/84oca

TwitterID: 84oca

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