斉藤和義&NICO出演、JFL20周年コラボ企画イベント大盛況!

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9日にZepp Namba OSAKAで開催された「JFL 20th ANNIVERSARY LIVE FOR THE NEXT」に、斉藤和義とNICO Touches the Wallsが出演した。

「LIVE FOR THE NEXT」 photto by 渡邉一生 (okmusic UP's)

FM802(大阪)を始め、FM NORTH WAVE(北海道)、J-WAVE(東京)、ZIP-FM(名古屋)、cross fm(福岡)という全国5局によるJFL(JAPAN FM LEAGUE)が今年10月に結成20周年を迎えたことを記念して共同で開く、音楽イベントの『JFL 20th ANNIVERSARY LIVE FOR THE NEXT』。「FOR THE NEXT」(次世代のために)とのメッセージテーマを掲げて展開するプロジェクトの一環であり、その大阪公演が9日(月)にZepp Namba OSAKAで行われた。出演したのは、JFL20周年のアニバーサリーソング『カーラジオ』を書き下ろし、自身もデビュー20周年を迎えた斉藤和義と、デビューして6年になる気鋭のバンドNICO Touches the Wallsの2組。実力派の競演に、2,500名のロックファンでぎっしり埋まった会場は大いに盛り上がった。

最初に登場したのはNICO Touches the Walls。「大阪をブチ盛り上げたいと思います!!」(Vo&G/光村龍哉)との第一声でライブが始まった。今年も夏フェスなどで存在感を示した確かな演奏力を前面に、ギター、ベースのフロント3 人が曲の間奏で打楽器合戦を披露した『夏の大三角形』や痛快かつキャッチーな最新シングルの『ニワカ雨ニモ負ケズ』、会場がひとつになってサビを大合唱した『手をたたけ』など、持ち味である重厚なロックサウンドでオーディエンスを圧倒。前日に28歳の誕生日を迎えた光村が、「ホールツアーをやっていたので、ライブハウスは久しぶり。(メンバーの平均年齢が)27.75歳からやっと28歳になって、大人になった僕たちをいの一番に見て頂きたい」と語った意気込み通り、堂々としたステージを見せつけた。

一方の斉藤和義も、豊富なキャリアに裏打ちされた余裕のステージを展開した。「今日はね、NICO Touches the Wallsさんと一緒ということで気合い入っております!!」と、珍しくも若いバンドに対する対抗心をあらわにした熱い言葉を放ち、会場は一気に沸く。この日彼が演奏したのはおなじみのヒット曲から開放的なロックナンバーとなった新曲の『Always』など、まるで20年のキャリアを凝縮すると言ってもいいような構成。中でも、重厚なロックビートと力強い歌声が印象的な、JFL各局のために書き下ろした曲『カーラジオ』は、彼なりのラジオに対する思いを綴ったリアルな世界観でオーディエンスも大いに引き込まれていた。メッセージが明確で、共感性の高い歌詞。そしてロック、ブルース…などを独自に消化したサウンド。「20年、長いのか短いのか、よくわからない…」と言いながらも、明らかに斉藤和義ワールドが確立していることを証明するステージだった。

熱狂的な声援、手拍子に応えてアンコールで再び斉藤和義が登場。最後には、先にステージを終えていたNICO Touches the Wallsを改めて呼び入れ、コラボステージが実現した。それぞれマラカス、タンバリンなどを持った若手バンドのメンバーとともに、代表曲のひとつ『歩いて帰ろう』を会場全体で大合唱。大盛り上がりのまま、こうしてこの日のライブが終了した。

なお、この日の模様は、9月23日(月・祝)午後7時からのFM802の番組『JFL 20th ANNIVERSARY SPECIAL FOR THE NEXT』内で放送される。

文:金本真一

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斉藤和義 オフィシャルサイト
NICO Touches the Walls オフィシャルサイト

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