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低学歴の世界と高学歴の世界が交わるとき、そこには膨大な金脈が広がる。

政治・経済・社会
低学歴の世界と高学歴の世界が交わるとき、そこには膨大な金脈が広がる。

今回はtokunoribenさんのブログ『拝徳』からご寄稿いただきました。

低学歴の世界と高学歴の世界が交わるとき、そこには膨大な金脈が広がる。

アルバイトが冷蔵庫に入った炎上事件に端を発する一連のネット炎上事件は、低学歴の世界と高学歴の世界の対比の問題として、新たな議論を巻き起こした。

「はぁ。世の中には、そんなバカもおるんですね。関わりたくないですね。」と片付けたらそれまでだが、

実はこの低学歴と高学歴の世界が交わるときに膨大な金脈が広がっている、という意識を持てるか持てないか、というのが、ビジネスをやっていく上でとてもとても大切ではないかと最近僕は思っている。

幼い頃、父が芸能人がアホな回答をして大騒ぎするクイズのテレビ番組を見ながら、こんな番組ほんとくだらないと愚痴をこぼしていた。

それを見て幼心に自分でも、こんなふざけた番組をつくっている人らはさぞかしバカに違いない、と思っていた。

ところが、いざ就職活動というものをしてみて思ったのが、テレビ局というのはとても入るのが難しいのだ。

一流大学を出るのは当たり前で、その上でとても頭の回転がはやくて、とにかくいろいろすごい人がテレビ局に就職していった。

ああいうバカっぽい番組をつくってるひとはバカでも何でもなくって、ああやった方が世の中の大多数が見てくれて視聴率が効率よく稼げるというデータに基づいてわざとそういう番組をつくっているのだ。テレビ局とはそういうビジネスで、そしてテレビ局で働く人はこの国ではとても高いお給料をもらえるのだ。

ソーシャルゲームもそうだ。

携帯電話のボタンをぽちぽち押していくだけのゲーム、いい歳してカードとか合成とか恥ずかしくないのか? そう思っていた。

でも、世の中の大多数の人は、あれを面白いと思って数十万ものお金をつぎ込んで、会社はあっというまに数千億円の時価総額になった。

そしてあれをつくっているのは地元で、ジャスコにワンボックスカーでのりつけて、携帯をぽちぽちしている人らではなくって

一流大学やマッキンゼーを出ているような超エリートが徹底的にデータマイニングを繰り返しているような会社だった。

この国の、納税者ランキングや資産長者ランキングを見てみると、とても面白い。

莫大な資産を築いているのは、人類史に残るような研究をした人や、画期的なビジネスモデルをつくった人でもなんでもない。

サラ金やら、パチンコやら、ソーシャルゲームやら、衣料品メーカーやら、ファーストフードやら、健康食品やらそういうのばっかりだ。

ようは「いかに底辺層の世界で受けやすいニーズを見つけて、効率よく搾取することを突き詰めることができたか」が、この国で莫大なお金を稼ぐコツなのだ。

面白い話がある。リクルートという会社は数多くの起業家を排出している企業として有名だ。

なぜ起業家がたくさん輩出されるか。もちろんそういう独立を奨励する企業文化があるというのが大きいだろうが、

ある友人が面白いことを言っていた。

「リクルートに入ると、低学歴の世界に衝撃を受ける。」というのである。

リクルートと言えば、今や押しも押されぬ大企業であり就職人気ランキング入りの常連企業である。

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