USのキーボード奏者/プロデューサー、ジョージ・デュークが死去

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『DreamWeaver』 ジャケット画像

ジャズ/フュージョンをはじめ、ソウル、R&B、ファンクなどさまざまなジャンルで活躍したUSのキーボード奏者/プロデューサー、ジョージ・デュークが8月5日にLAの病院で亡くなったことがあきらかとなった。享年67歳。彼は慢性リンパ性白血病を患っていたという。

47年にカリフォルニア州のサン・ラファエルで生まれたデュークは、10代のころからバンド活動を行い、大学卒業後にプロのキーボーディストとしてのキャリアをスタート。70年代にはキャノンボール・アダレイやフランク・ザッパ、クインシー・ジョーンズ、ドン・エリスなどのグループに参加、その後スタンリー・クラークと結成した〈クラーク/デューク・プロジェクト〉での活躍も知られている。マイケル・ジャクソンのアルバム『Off The Wall』にもキーボードで参加しており、マイルス・デイヴィスやスモーキー・ロビンソンらのプロデュースも担当。ソロ・アーティストとしても、全編ブラジルで録音された79年作『A Brazilian Love Affair』を含む30以上のアルバムを発表してきた。

なお、デュークは昨年7月に妻のコリーヌをガンで亡くしており、彼女への素直な気持ちを曲にしたというアルバム『DreamWeaver』を先月に発表したばかりだった。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

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