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見かけや売り文句に騙されないための脳の使い方

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 成功する人と成功しない人にはどこに差があるのだろうか。
 それは「妄想しているか、していないか」ということが重要なことの一つだという。
 例えば、ソニーの「ウォークマン」は、ソニー創業者の井深大氏が「きれいな音を機内で聞きたい」と妄想したところからすべてが始まった。社内では「絶対に売れない」と猛烈な反対にあったが、結果は全世界で売れに売れ、歴史に残る発明となった。妄想するところから、発明や偉大な発見は生まれるということだ。
 しかし、人間の脳というのは、もともと持っているものをコントロールし、抑える方向に成長していく。斬新な発想を思いつく妄想力があっても、抑え込まれてしまうのだ。なので、脳の使い方、トレーニングで変えていかなければならない。

 『成功する人の妄想の技術』(中野信子/著、ベストセラーズ/刊) では、まず、脳がどれほどの錯覚によって騙されていて、正確にものごとを見ていないかについて。さらに、脳の働きには個人差があり、誰もが等しい性質を持っているわけではなく、感じ方や見え方が違うということを、生まれつき遺伝子に決まってしまう部分を中心に解説する。

 本を選ぶときに、「たちまち増刷!」「10万部突破!」というキャッチコピーが目について、手にとってしまうことは多いのではないだろうか。
 これは「バンドワゴン効果」というのが原因といわれている。バンドワゴンというのは、パレードの先頭で音を鳴らす楽隊車のこと。みんなが買っている、みんなに支持されている、というだけで、自分でその製品を調査したり、その人物や政策を検証したりしたわけでもないのに「みんな」の評判を信頼して買ったり、心情的に味方になったりしてしまうのだ。自分の意思決定は、脳の勝手な妄想に基づいているのかもしれないということを頭の片隅においておかなければならない。売れていても、売れていなくても、良いものは良いし、いまいちなものはいまいち。バンドワゴン効果に惑わされず、自分の評価基準をしっかり持っていなければならない。

 売れているからといってその商品を買ってしまう、みんなが買っているから買ってしまうというのは誰もが経験したことがあるはず。脳がどのように働いているかということを理解していれば、自分でしっかりと考えることができる。
 このように脳の仕組みを理解すれば、意思決定も惑わされることもない。妄想したことも形として実現することもできるはずだ。
(新刊JP編集部)



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