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実は30代女性が多い?シェアハウスの意外な実態

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 近頃、シェアハウスが注目を集めている。
 男女6人の同居をドキュメンタリータッチで追った『テラスハウス』(フジテレビ)や水川あさみ主演のドラマ『シェアハウスの恋人』(日本テレビ)など、シェアハウスを舞台にしたテレビ番組が放送された影響もあり、シェアハウスにオシャレでスタイリッシュなイメージを持っている人は多いだろう。
 しかし、これはあくまでテレビの中の話。実際のシェアハウスにはどんな物件があり、どんな人たちが住み、どんな魅力があるのだろうか。

 『申込殺到!のシェアハウスのつくりかた』(細山勝紀/著、自由国民社/刊)では、8棟60室のシェアハウスを企画・設計・運営してきた細山勝紀氏が、シェアハウスの実態と安心できる企画・運営ノウハウを明らかにしている。またこの著者は、日本初のシングルマザーを対象としたシェアハウスを企画し、大ヒット。母子が安心して過ごせる快適な場づくりが社会的貢献につながる、という面においても注目されている。

 さて、シェアハウスとは、年齢も性別も職業も異なる人々が、1戸建てやファミリータイプのマンションを共有(シェア)して暮らす新しい住居スタイルだ。鍵のついた個室というプライベートな空間を確保しつつ、キッチンやリビング、トイレ、浴室などは共有するということで、プライベートとパブリックが一緒になった賃貸物件だといえる。

 そんなシェアハウスの魅力は、各自の負担は一般的なワンルームマンション程度で、広々としたリビングや浴室、ハイグレードなシステムキッチンなどが使えるところだ。また、多様な人々がひとつ屋根の下で暮らすことで様々な刺激を受けられることや、話し相手がそばにいるという安心感もある。

 このように書くと、ユーザー層として頭に浮かぶのは10代〜20代の若い層。
 しかし、実際は20代後半から30代前半、しかも男女比3:7と女性が多い。もっとも多い年代が20代後半、続いて30代前半、次に20代前半となっており、最近では30代が増えているということで、シェアハウスのイメージとしてよくある「収入が少ない若者が集まって住む住居」というのは正しくない。入居者の大半は社会人で、収入もしっかりあり、家賃10万円以上の物件に住めるような人が多いのだ。
 よって、シェアハウスを選ぶ理由も「家賃が安いから」ではなく、「ありきたりのひとり暮らしに飽きたから」「より充実した生活を送りたいから」というものが主だという。

 最近では、空室が多い物件をリフォームして、シェアハウスとして居住者を募集する物件も多い。さらに、音楽好きの仲間が集うシェアハウスや、起業を目指す若者が集まるシェアハウス、シングルマザー専用シェアハウスなど、趣味や志向、境遇が似た人が集うコンセプトの物件も増えている。テレビ番組や情報番組で紹介されたこともあり、特に若い世代の関心やニーズが急激に高まり、シアタールームやヨガスタジオ、菜園付きシェアハウスなど、設備も充実してきている。

 本書は主にオーナー向けに、企画(シェアハウスコンセプト作成)のポイント、運営上の注意点、入居審査の基準などについて運営経験ゼロでも大丈夫なように丁寧に解説されているのがなんといっても一番の特長である。一方で、日本におけるシェアハウスの実態についても詳しく知ることができるので、一度はシェアハウスに住んでみたいという人にとっても参考になるはずだ。

(新刊JP編集部)



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