常識をくつがえすタモリ流の “豚生姜焼き” を実際に作ってみた!
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以前、ガジェット通信では『タモリ流の “豚生姜焼き” が美味しいと評判に』という記事を掲載した。これはインターネット情報サイト『関心空間』に書かれていたタモリ流の調理方法で作られた豚生姜焼きが「死ぬほどうまい!」という記事だった。しかし、「さっそくタモリ流の豚生姜焼きを調理してみようと思う」とは書いたものの、あまりに記者が忙しくて(?)作れずにいた。
ということで、実際にタモリ流の豚生姜焼きを『関心空間』のレシピを見ながら作ってみたいと思う。まず用意するものは、豚ロース、醤油、みりん、お酒、生姜、小麦粉のみ! これなら、普段はコンビニ弁当や外食ばかりという一人暮らしの人でもカンタンに作れそうだ。
(1)タレを作る
あらかじめ、生姜、お酒、しょう油、みりんを適量混ぜて、タレを作っておく。分量は皆さんの好みに応じて味の濃さを調節して決めるといいだろう。男性の一人暮らしの場合は、みりんを持っていないこともあると思うので、砂糖やグラニュー糖などを少しずつ入れて甘さを調節するといいかもしれない。また、生姜もこだわりがなければチューブのもので十分だ。
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(2)玉ネギと豚ロースを切る
玉ネギと豚ロースを自分好みの大きさに切ろう。普通の生姜焼きの場合は、玉ネギを細く小さく切るのが定番のようだ。好きなように切るとはいえ、玉ネギを大きいまま炒めると調理しにくいうえ、玉ネギ全体に熱を通すことができない可能性があるのでオススメできない。
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(3)豚ロースに小麦粉をまぶす
適度な大きさに切った豚ロースに小麦粉をかける。こうすることで、豚ロースの美味しさを逃がすことなく炒められるのだという。あまり小麦粉をかけ過ぎると別の料理になってしまうので、やや少なめにかけよう。豚ロース全体に小麦粉が付着する状態になったら完了だ。
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(4)豚ロースを炒める
十分にフライパンを加熱したら、油は入れずに豚ロースを炒める。油を入れないという部分が重要ポイントなので絶対に油を使わないこと! 全体的に火が通るまで炒める。しかし、コゲがつくほど炒めてはならない。この時点では、まず表面が白くなる程度焼いてみよう。
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(5)玉ネギを入れる
豚ロースの表面が白や薄い茶色になって火が通ったら、次は玉ネギを入れよう。可能であれば、フライパンをまわすように動かして豚ロースと玉ネギの全体が焼かれるように炒めていこう。それが難しい場合は、さい箸やシャモジ等で全体的に焼けるようかき混ぜよう。
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(6)タレを入れる
豚ロースがほどよくコゲ茶色になってきたら、そのまま炒めつつ最初に作ったタレを入れる。入れすぎると味が濃くなりすぎる可能性があるので、少しずつ入れて濃さを調節していこう。全体的にトロみがついてきたら完成なので、いい感じにトロッとしてきたら火を止めてお皿に盛ろう。
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ついに完成したタモリ流の豚生姜焼き。食べる前から非常に美味しそうである! さっそく一口食べてみると……。うっ! うまい! こんなに美味しい豚生姜焼きを自分で作れるとは、われながらアッパレ! いや、こんな美味しい豚生姜焼きのレシピを知っているタモリさんがスゴイ! ということで、皆さんも実際にタモリ流の豚生姜焼きを作ってみてはいかがだろうか。さっそく今晩の夕食にいかが? 見た目が悪いって? 盛り付けが悪くてもうまいっ!
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<編集部から調理のコツ>
小麦粉の量は減らしたほうがいい。豚ロースに多くつけすぎると、タレを小麦粉が吸い込んで味を強くしてしまう。豚ロースを炒める際、油をいっさい使用しないので小麦粉が付着した豚ロースがフライパンや箸に張り付くことがある。また、肉と肉が重なってフライパンの表面に触れず焼けないこともある。そんな場合は、面倒でも肉と肉を引きはがし、中火でいいのでじっくり両面を焼いていこう(強火だとすぐにコゲてしまうし、弱火過ぎるとうまく焼けない)。
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