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シャープ、公募増資の中期計画盛込みを否定

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今回は日本報道検証機構『GoHoo』からご寄稿いただきました。

シャープ、公募増資の中期計画盛込みを否定

【朝日】 2013/4/2夕刊1面「シャープ、1000億円公募増資へ」、2013/4/3朝刊(大阪版)8面「シャープ増資、成長戦略が鍵」
【毎日】 2013/4/3朝刊9面「シャープ、1000億円公募増資へ」
【共同】 2013/4/2「シャープ、1千億円の公募増資へ 主力行が実施容認」

《注意報1》 2013/4/5 09:45

朝日新聞は、4月2日付夕刊1面で、シャープが1000億円規模の公募増資の方針を固め、近く公表する中期経営計画に盛り込むと報じました。他方、日本経済新聞は3日付で、公募増資などエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)の実施について、同社幹部が「計画に盛り込まない」とコメントしたことを伝えています。

これについて、シャープ広報担当者は、当機構の取材に対し、公募増資の方針はまだ決まっておらず、中期経営計画に盛り込む予定もないと説明しています。シャープは2日、増資についての一部報道について「当社が発表したものではなく、決定した事実もありません」とのコメントを出していました。

朝日新聞の報道を受け、毎日新聞や共同通信もシャープの公募増資の方針を決めたと相次いで報じましたが、読売新聞や産経新聞は報じませんでした。

■ 「シャープ、1000億円公募増資へ」 2013年04月02日 『朝日新聞デジタル』
http://www.asahi.com/business/update/0402/OSK201304020010.html
※記事全文は有料版

『シャープ、1000億円公募増資へ』
経営再建中のシャープが1千億円規模の公募増資に踏み切る方針を固めた。近く公表する3カ年の中期経営計画に盛り込む。財務基盤を安定させ、市場での資金調達を再開する狙い。当初、実現性の面から難色を示していた主力取引銀行も業績回復の兆しが見えてきたことで容認する方向だ。
シャープは2年連続の巨額赤字で、純資産が2012年末時点で約2181億円に減った。経営の安定度を示す自己資本比率も約9・6%に低下し、格付けが「投機的水準」に引き下げられて新たな社債発行などができない状態だ。
このため、中期計画では自己資本比率を15%以上に戻すことを目指し、その手段として1千億円規模の公募増資も盛り込む。実施時期は市場動向をふまえて判断する。米半導体大手のクアルコムや韓国・サムスン電子と結んだ各100億円前後の資本提携が信用補完になるとの期待もある。(以下、略)
(朝日新聞2013年4月2日付夕刊1面)

『シャープ増資、成長戦略が鍵』
経営再建中のシャープが1千億円規模の公募増資に踏み切る方針を固めたのは、足元の業績が立ち直りつつあることや、新たな資本提携で経営環境が改善してきたためだ。ただ、増資が実現するためには具体的な成長戦略を投資家に示すことが必要。5月に公表する今後3カ年の中期経営計画の中身が問われる。
シャープ幹部は2日、記者団に対して2013年3月期決算と中期経営計画の発表を5月14日に行うことを明らかにした。中期計画には公募増資に加え、1千億円の経常黒字目標なども盛り込む方針だ。(以下、略)
(朝日新聞2013年4月3日付朝刊(大阪版)8面)

■ 「シャープ、1千億円の公募増資へ 主力行が実施容認」 2013年04月02日 『共同通信』
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013040201002152.html

■ 「シャープ、来月14日に中計発表 増資「盛り込まず」 」 2013年04月03日 『日本経済新聞』
http://www.nikkei.com/article/DGXDASDD020HZ_S3A400C1TJ1000/
*記事全文は有料版

シャープは5月14日、2016年3月期までの3カ年の中期経営計画と13年3月期決算を発表する。同社幹部が2日明らかにした。

財務改善に向け1000億円規模の資本増強が必要とされるが、公募増資などエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)の実施については「計画に盛り込まない」と述べた。

(以下、略)

■ 「当社の増資に関する一部報道について(PDFデータ)」 2013年04月02日 『シャープ』
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2013/130402.pdf

執筆: この記事はからご寄稿いただきました。

執筆: この記事は日本報道検証機構『GoHoo』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年04月10日時点のものです。

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