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じん(自然の敵P)1万4千字ロングインタビュー・音楽を使って物語を伝えたい(2)

じん(自然の敵P)1万4千字ロングインタビュー・音楽を使って物語を伝えたい(2)

今回は『NETOKARU』からご寄稿いただきました。
※すべての画像が表示されない場合は、http://getnews.jp/archives/301682をごらんください。

エンタメへの飢餓感が想像力を育てた

じん(自然の敵P)1万4千字ロングインタビュー・音楽を使って物語を伝えたい(2)

(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
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―結局のところ、どうしてそういうエンタテインメントの形で音楽をやろうと思ったのでしょうか?

じん: とにかく優先してたのは、自分の面白いと思うことをやろうっていうことです。ニコニコ動画を見て「中途半端にやったらどうせ勝てないんだろう、ここの人たち」と思ったので(笑)、少なくともビックリするような面白いものをやりたいと思いました。だから4分半の中にショートショートのストーリーを詰め込むっていうのは、やりようによってはたぶん面白くできると思ったんですよね。だけど曲の中にストーリーを入れるのは可能だとして、それを面白いって思ってもらえるかは段違いに難しい。普通に小咄をして面白いって言わせるだけでも大変なのに、4分半っていう制限があって、しかも譜割りとか歌い回しとかを意識して、無理なく格好良く歌えるっていう決まり事のある中で面白い話をやんなくちゃいけないんです。だから自分にとってもすごい難題なんですけど、三作目の「カゲロウデイズ」でそれに挑戦しようと思ったんですよ。そこから始めて、もう一つ面白いと思ったのが時系列通りじゃなく曲をアップしていくということなんですよね。バラバラのストーリーが徐々につながっていくみたいなことをやりたかった。

―キャラクターとか物語内容についてはどうでしょうか。影響されたものはありますか?

じん: 結構あります。たとえば「カゲロウデイズ」とかはもうめちゃくちゃ多いですね。というか、「夏にタイムリープが起こる」みたいな話ってめちゃめちゃいっぱいあるじゃないですか。だからこそやってみようと思ったんですよね。『時をかける少女』とか『シュタインズ・ゲート』とか『ひぐらしのなく頃に』とか。

―言われてみれば、夏を舞台にしたループものって多いですね(笑)。

じん: だから動画を投稿した時に「よくある話」っていう説明文を付けて投稿したんです。こんな話ってよくあるよねっていう意味で。だけどそれはあくまでストーリー全体からすると一部なんですよね。そういうのは珍しいというか、面白いかもしれないと思いました。だから次は森に住んでるメデューサの女の子が出てくるようなファンタジーの世界へ急に飛んだり、4作目ではパニック映画みたいなのをやりたいと思ったんですよね。音楽でパニック映画をやった人いないだろと思って(笑)、「世界から逃げろ」みたいな、宇宙戦争みたいなものを想像しながら作りました。あとは『トゥルーマン・ショー』みたいな話。世界が崩壊していくんだけど、実はそれは世界じゃなかったみたいなのもすごく好きなんですよ。本当に上限なし、制約なしで、自分が面白いと思ったことを全部やろうと思ったんです。

―そういう物語の知識は、たとえば学生時代にテレビとかDVDとかで知ったものだったんですか?

じん: まあ普通に好きでずっと見てたんですよね。

―じんさんは北海道の離島で育ったんですよね。そういう環境の中で、どうして今のような音楽性に目覚めていったのでしょうか。

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