アメリカ人音大生100人の「日本の音楽分析」が的確過ぎると話題! 日本人より詳しい!

今『Twitter』で話題となっている物を紹介それは「100人のアメリカ人音大生が分析した日本の音楽才能と人数の関係性」という面白いグラフ。これはオドネル・ケビンさんがツイートした画像。オドネル・ケビンさんは日本で作家を目指すアメリカ人で、電子書籍も発売しヒットしているようだ。
そんな彼がJ-POPこと日本の音楽を分析したグラフをツイートし話題となっている。しかしグラフ作成者は不明で日本人とも言われている。日本人がアメリカ人音大生100人に聞いたということなのだろうか。

そのグラフはX軸には人数の多さを、Y軸にはアーティストの才能を可視化している。只単に数字で可視化しているだけではなく、言葉で分かりやすくしているのがこのグラフの特徴である。

X軸の“人数”であれば、「一人 – バンド – グループ – 集団ヒステリー」と区分され、Y軸の“才能”では「家畜 – ダンサー – パフォーマー – 音楽家 – 天才」という区分とともに「海外でバカにされる – 海外で一応売れる – 海外で尊敬される」というグループ分けとともに、関係性が位置づけられている。

グラフ上部には、さだまさし、ユーミン、GLAY、ミスチル、ドリカム、更にはゲーム作曲家である植松伸夫まで名を連ねている。
そしてグラフ下部の“家畜”エリアにはAKB48、モーニング娘、SKE48、Berryz工房、NMB48、Hey! Say! JUMP、KAT-TUNなどの名前が見られる。この考察ではアイドル系が下に固まっているのがよく分かる。

グラフ上部メンバーの特徴は1990年代に人気を博したアーティスト達が中心であり、J-POP全盛期に活躍した人たちばかりである。そして下部“家畜”エリアに名前が挙げられているアーティストの大半は、今現在売れているアーティスだト。昨年の“売り上げ上位”もジャニーズやAKB48、SKE48に占められていたのは記憶に新しい。

また、この画像では、そんなJ-POPの分布曲線を「伝説の高原」、「希望の崖」、「タワー・オブ・テラー」、「絶望の谷」という呼び方でも表現している。

音楽は感性などの主観で楽しむものなので人によって意見は様々かもしれない。が、J-POPの「質の変化」がこの画像1枚で客観視できるというのは、非常に興味深い。

日本の著作権団体によれば「CDが売れないのはコピーのせい!」らしいが、アメリカ人のオドネル・ケビンさんやアメリカ人音大生たちの方が“J-POPの現実”を看破しているのだとしたら、なんとも皮肉な話である。

100人のアメリカ人音大生が分析した日本の音楽!
※画像はtweetより引用

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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