自分の嫌な部分を変えるための考え方とは?

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 すぐイライラしてしまう、愚痴を言ってしまう、面倒くさくなってしまう…。そんな「性格」というのは変えたいと思ってもそうそう変えられるものではない。そう感じている人は多いだろう。しかし、性格をがらっと変える方法はあるのだ。

 『がらっと 自分の「性格」を思いのままに変える方法』(山崎拓巳/著、サンクチュアリ出版/刊)では、なかなか直ってくれない自分のダメな性格のカラクリを解き明かしながら、著者の山崎氏が脳科学者、医師、ビジネス講師、スポーツコーチなどから学んだ、性格ががらっと変わる秘訣を紹介する。

 自分は我慢しているのに、好き放題やっている人を見るとイラッとする。この感情は誰が作っているのか。それは自分だ。「自分は被害者だ」と認めているからだ、と山崎氏は精神科医から教わったのだそうだ。
 こんな風に思ったら、自分の気持ちをよく観察してみるといい。「我慢することが美しい」と自分の心が感じていることに気づくのではないだろうか。そのとき、「なんで同じように我慢しないの?」と相手を責めたり疑ったりするのは、自分の価値観を外に見つけようとしていることになる。
 しかし、他人の行動を自分のモノサシではかることはできない。目の前の現実は今の自分を映してくれる鏡のような存在だ。そして、他人はそれを伝えてくれるメッセンジャーである。
 「その人のようには、なりたくない」と思う。すると、他人に支配されている被害者から、人生を動かす主人公に変われる。つまり、他人に対する「イラッ」をきっかけに、自分の価値観に気づくことができるのだ。

 また、物事がうまくいかなくて、愚痴を言ってしまうという経験をしたことがある人は多いだろう。そんなときには、どう考えればいいか。
 その精神科医によると、私たちはあらゆる人に対して、彼はこういう仕事をするべきだ、あの人はこういう発言をするべきだ、というように「なんらかの役割」を期待しているのだそうだ。誰かに対して不満を感じたら、その人に対する期待はなんなのかを考えてみるといい。

 誰もが多かれ少なかれ、自分の嫌いな部分を抱えているのではないだろうか。しかし、少し考え方を変えてみたり、物事を見る視点を変えてみたりすることで、自分が変わるきっかけを得ることができるのではないだろうか。
(新刊JP編集部)



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