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今後の注目はグルタミン酸? 脳内化学物質の抑制が人々を自殺から救う

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人々を自殺から救う研究が前進している。米国ミシガン州立大学のレナ・ブルンジン准教授らは、グルタミン酸と自殺行動に関連性を見出す手掛かりを明らかにした。グルタミン酸とは脳内化学物質の一つで、興奮性の神経伝達物質である。

ブルンジン准教授と共同研究チームの研究によると、グルタミン酸は自殺志向の強い人々の脳内でより活発になっているそうだ。アミノ酸の一種であるグルタミン酸はうつ病の原因になっているのではないかと疑われてきた。

すべてが解明されたわけではないが、ブルンジン准教授らの発見は大きな意味を持つとされる。というのもうつ病に関しては、長年セロトニンと呼ばれる神経伝達物質が研究の中心だったからだ。研究チームが導き出した結論は、今後はグルタミン酸の研究に軸足を移していく必要があるというもの。

グルタミン酸の脳内活動を調べる上で欠かせないのがキノリン酸だ。神経細胞にグルタミン酸がより多くのシグナルを送るスイッチの役割を果たしている。スウェーデンの病院で100人の患者が参加した実験の結果、およそ3分の2が自殺したい気持ちが強い一方で、残り3分の1はそうではなかった。「キノリン酸の値が最も高かった人は自殺したいという願望もまた一番だった」「自殺したいと思えば思うほど、キノリン酸の値は高くなる」とブルンジン准教授は説明している。

抗グルタミン酸薬の研究は発達段階にある。近い将来に自殺を防ぐための薬が登場する可能性もある。近年の臨床研究では、グルタミン酸の活動を抑制するケタミンがうつ病の治療に効果的と証明済みだ。

画像: ミシガン州立大学のホームページのキャプチャー
http://msutoday.msu.edu/news/2012/countering-brain-chemical-could-prevent-suicides/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「香椎みるめ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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