「韓国には自由がない!」 過激な“親日カフェ”が海外に移転

「韓国には自由がない!」 過激な“親日カフェ”が海外に移転

「神州不滅」「犬も食わない韓国料理」など、日本人のネトウヨもドン引きする過激な主張に満ちた親日・反韓サイトを運営する韓国人がいて、さらにそれを韓国政府が前時代的な取り締まりによって閉鎖に追い込んでいる――。いろんな意味で驚いた韓国の“親日カフェ”問題だが、それら親日カフェを運営する管理人のなかには、韓国政府の言論弾圧を逃れるべく、日本やアメリカの会社が運営するブログサービスにサイトを移行しようとする管理人も現れてきたようだ。

その中の1人が(某ブログとする)日本に開設した彼のブログで、親日・嫌韓の思いをつづっている。

彼は日本が好きなところとして、大地震直後でも規律を失わない道徳心の高さを評価し、各国の好感度アンケート結果でも日本が1位になっていると礼儀やマナーの良さを絶賛。100年前の日本とソウルの写真を並べて「日本は韓国を近代化させてくれた」(※原文ママ)と感謝するに至ってはこそばゆくなるほどだ。また、欧州リーグで活躍する香川真司の話題をしばしば誇らしげに取り上げていることからすると、かなりのサッカーファンのようだ。

一方、韓国が嫌いな理由としては、韓国には過酷な教育や徴兵制度で自由がないこと、儒教の影響力が強く閉鎖的で原始的なこと、似非キリスト教が幅を利かせていること、犯罪が多いこと、悪口の語彙が豊富(世界一?)であることなどを挙げている。具体例を示すために各種のデータや写真も添付されており、なかなか説得力がある。

ただ、説得力はあるし、実際に間違ったことは言っていないと思うのだが、“日本上げ・韓国下げ”が露骨すぎて、やっぱりドン引き。なぜ彼は自分が生まれ育った国をそこまで嫌うようになってしまったのだろうか?

彼の“韓国下げ”の中で特に目立つのは、政府とメディア、および学校教育に対する不信感を表明する部分。韓国人は世界の一般常識とはやや異なる“偉大なる我が国の歴史”を幼少期から刷り込まれて育つという。大人になって外の世界に触れ、その洗脳とも言える刷り込みが解けた時、ブロガーは過激な嫌韓の韓国人が生まれてしまうのかもしれない。まるでカルト宗教の洗脳から解けた人が、関わりを断つのみならず逆に徹底的なアンチに転向するのと同じような現象が“親日カフェ”という形で起こっているように思えるのだ。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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