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実写版『るろうに剣心』を原作ファンはどう思ったか

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日本漫画の実写化は成功するのか――。『ドラゴンボール』、『デスノート』、『20世紀少年』、『らんま1/2』……そんな言葉と共に数々の人気日本漫画は映画やテレビで実写化が発表されるとともに話題になってきた。

小説の実写化と違い“絵が元々できてしまっている”漫画は、実写化するにあたりその期待値にムラが出る。そしてその多くは、その漫画のファンにより「原作レイプ」と揶揄(やゆ)されることもしばしば。
8月25日より公開された『るろうに剣心』もそんな作品の一つである。

元々私は、原作の大ファンである。単行本も完全版も全巻所有しており、読み返した数は両手両足を使っても足りないだろう。主人公の剣心が使う“飛天御剣流”もカサで真似したし、中二病の頃は作品の登場人物“天剣の宗次郎”に憧れ感情をなくすことに挑戦したこともある。今だからカミングアウトできる話だが。
そんな私なので、この『るろうに剣心』実写化の一報を聞いたときは複雑な気持ちになった。自分が大好きな作品が連載終了後数年の時を経て再注目され嬉しい気持ちと、自分の大好きな作品が客寄せの為に見るも無惨に編集され原作自身の印象が悪くなってしまうのではないかという気持ちの間でだ。
唯一、キャストだけは悪くないなと当時思ったのを一応書き足しておく。

そんなプレスリリースからいくばくかの時間が経ち上映も近くなった頃、私はこの映画のCMを目にした。引き込まれた。迫力ある殺陣と原作に忠実と思われる台詞回しにリーチし、この映画を劇場で見ることを決めたのだ。

結論を言おう。原作のファンは、必ず見た方がいい!! 単行本で言うと1~5巻まで、鵜堂刃衛から武田観柳まで出てくるのだが、その脚本の組み方が実に秀逸である。詳しくはこれから見る人の為に書かないが、原作を壊すことなく構成されているストーリーを純粋に楽しめるだろう。
そして第2弾、第3弾と続いていく可能性を感じさせる伏線を、原作ファンなら必ず感じるはずだ。

キャストの佐藤健の演技も鬼気迫っており、人斬りと流浪人の間で揺れる心情を見事に表現しきっている。ヒロインである神谷薫を演じる武井咲も想像以上に可愛い。
そして何より、敵役のキャストが素晴らしい。武田観柳を演じる香川照之の狂いよう、鵜堂刃衛を演じる吉川晃司の恐ろしさ、そして斉藤一を演じる江口洋介のかっこよさは一見の価値がある。

『るろ剣』原作ファンよ、夏の終わりにこの映画を見よ!!

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ぶらっくまぐろ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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