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「同性婚不支持」を表明した大手ファーストフード社長への猛抗議――LGBTをめぐるアメリカ経済の動き

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写真: 46.KissDay.ChickFilA.SilverSpringMD.3August2012 / Elvert Barnes

  今アメリカ中を巻き込んでいる大きな話題がある。それはとある大手ファストフード店の社長が同性婚に反対する意思を表明したことから始まった。アメリカ中の同性カップルがそれに猛抗議。ファストフード店に対抗して「同性同士でキスする日」を実行した。その抗議活動の原点となったのはツイッターやフェイスブックであった。なんと14000人以上の人間が「同性同士でキスする日」を支持したのだ。この同性同士でキスするイベントは2012年8月3日金曜日にこのファストフード店の前で行われた。

 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(以下LGBT)として生きることはもはやタブーではない。ドラマ、映画、コミックの中にでさえ登場する。若者にとっては魅力のある“個性”なのだ。

 経済だって無視するわけにはいかない。アメリカの人口の内900万人がLGBTだという報告がある。彼らを取り込めば大きな利益を見込めるのだ。アマゾン、マイクロソフト、スターバックス、ナイキなどの大企業が同性婚を支持している。またLGBTの人間を積極的に雇う企業もある。なぜなら彼らは企業の動きに敏感であり、学歴が高い傾向があると言われる。また保険会社も彼らを歓迎している。それは彼らが自分のパートナーの健康のために税金を納め、信用があるからだ。彼らの及ぼす影響の大きさを考えれば、どの企業も率先して優遇する。それが今のアメリカ経済の動きなのだ。しかし誰もが賛同しているわけではない。いまだ根強い保守派の人間は同性婚を認めない。この騒動に関してニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグはファストフード店社長を支持。だが「この騒動に政治的介入は必要ない」とも述べた。

 こういった経済の動きがあるものの、自分がLGBTだと周囲に告白して、恩恵を受けられることばかりではない。隠し通して告白しないよりも告白する方が自尊心を高くし、抑うつ気分が少なくなると言われている。けれど周りのサポートがなければうまく行かないのだ。告白すれば、いいことも悪いことももちろんあるだろう。告白することは自己満足のためではない。その告白が他に悩んでいる人の手助けになっているのだ。

※写真: 46.KissDay.ChickFilA.SilverSpringMD.3August2012 / Elvert Barnes
http://www.flickr.com/photos/perspective/7707994460/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「草薙 斐」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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