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楽天『kobo Touch』不具合の裏に社内公用語英語化の影響が!?

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ガジェット通信でも昨日お伝えしたとおり楽天が発売した電子書籍リーダー『kobo Touch』が多くのユーザーから酷評を受けています。数々の不具合に楽天が運営する商品レビュー『楽天みんなのレビュー』でも☆1つの評価が相次ぐなど炎上。これに対し楽天側は「混乱を避けるため」という理由から商品レビューを閲覧できない状態にするなどインターネット上で大きな騒ぎとなりました。

『kobo Touch』の製造元であるkobo社は2009年に創業したカナダ企業で北米市場を中心に販売を展開していましたが今年1月に楽天に買収され子会社に。それから半年、満を持して日本国内での製品リリースへと至ったのですが……。

今回生じた不具合の中には「PCのユーザー名にかな文字が含まれているとセットアップを完了できない」といったものや「日本語が正常に表示されない(文字化けする)」といった具合に日本向けローカライズが不充分ゆえの極めてイージーなバグも見られました。日本語環境でデバッグを行なっていれば真っ先に発覚しそうな内容です。

『kobo Touch』のリリースと前後して楽天では今月より社内公用語英語化への完全移行が発表されましたが、ローカライズの不備に関してインターネットユーザーからは「カナダスタッフと日本スタッフの意思疎通ができていないのでは?」といった社内公用語英語化の弊害を指摘する声も多く挙がっています。これに対して楽天側は「カナダのKobo本社とのやりとりは、英語でスムーズに行えている」として否定しましたが、日本語ベースで組み立てられた思考を英語で伝達することに関する社内的な”ほつれ”を伺わせるのがこちら。

募集元の社名は伏せられていますが、とある求人サイトに掲載されている『イーブック事業マーケティングマネージャー』を募集する告知文は以下のようになっています。

「カナダのKoboチームと時折コミュニケーションを行い、グローバルなベストプラクティスを実践していただくグローバルなオポチュニティです。」

グローバル・ベストプラクティス・グローバル・オポチュニティ……。思わず「日本語でおk」かつ「大事なことなので二回(ry」と言いたくなるヘンテコな文章。英語が堪能な人材を求めていることでしょうし、いっそのこと全文英語で書いたほうが簡潔で分かりやすいかもしれません。社内公用語英語化に移行したもののうまく消化しきれていない様子が垣間見える一幕でした。

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楽天24 koboショップ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/rakuten24-kobo/
エン・ジャパン
http://consultant.en-japan.com/w_4260291/?KID=1&_PS_=rt=3&startRow=81&jobType=17200&hc=0

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ゲーリー落合」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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