ついに『ドラクエIX』の本物ゲームデータが流出! マジコン対策は導入部分でのフリーズ

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7月11日に発売をひかえた『ドラゴンクエストIX』(発売元:スクウェア・エニックス)。7月7~8日には『ドラゴンクエストIX』のゲームデータがインターネットに流出したという噂が流れたものの、本物のゲームデータではなく、ほぼすべてがニセモノのゲームデータだったようだ。

しかし! 7月9日の夜になり、ついに『ドラゴンクエストIX』の本物のゲームデータがインターネット上に流出。誰でもインターネット経由でゲームデータをダウンロードできる状態となっており、『R4』と呼ばれているマジコン機(ソフトを購入しなくてもコピーしたデータでゲームを遊べてしまう違法性の高い機器)を使用すれば、誰でも発売日前なのに無料で『ドラゴンクエストIX』を遊べる状態となっている

発売元のスクウェア・エニックスは以前、ニンテンドーDS用ソフト『ドラゴンクエストV』が発売されたとき “ゲーム冒頭の船から降りられない” というトラップを仕掛けた。つまり、マジコンを使用したゲームプレイヤーはゲーム冒頭からゲームが進まないようにしたのである。

では、今回の『ドラゴンクエストIX』ではどのようなトラップが仕掛けられているのか?『2ちゃんねる』や検証ブログの情報によると、ゲーム冒頭でストーリー上のハプニングが発生した瞬間、その先に進まなくなるというトラップのようだ。しかし、このトラップを解除する(つまりコピーガードを解除する)ためのプログラム(パッチと呼ばれているデータ)を使用すれば、普通に購入したゲームと同じように遊べるという。そう、発売日前にして、トラップが解除されてしまったようなのだ

このパッチはちょっと知識がないとうまく取り扱えないのだが、なんと “お子様用パッチ” というものも開発され、誰でも簡単にトラップを解除することができるようになっているという。ここで忘れてはならないのは、ゲームにしても何にしても、商品はお金を出して購入するものということだ。トラップを解除したから嬉しいというのは間違いだし、ストーリーのいいところでゲームがフリーズするからといって悔しがるのも間違いである。

もしゲームデータをダウンロードして手に入れているという “この記事の読者” がいるのであれば、いますぐゲームデータを削除し、7月11日に発売される『ドラゴンクエストIX』を購入することだ。それが常識であり、ゲームファンとしてのモラルであることを忘れないでおこう。

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