【動画あり】DeNA決算発表会 「コンプガチャは現行法に違反するとは思っていない」

本日ソーシャルゲームサービス『Mobage(以下、モバゲー)』を運営するDeNAの決算発表が行われた。先日消費者庁が発表した「コンプガチャ」規制に対してどのようなコメントを表明するのか気になるところだ。
ガジェット通信は昨日のグリーに続き、本日も取材に行ってきたのでその現場の模様をお届けしたい。
登壇者は代表取締役の守安功社長と取締役の春田真会長2名。
DeNA代表取締役の守安氏が冒頭から次の様に述べた。

「先日の報道について見解をしたい。現行法に違反するとは思っていない。報道にあるような社会的な問題定義にあるようにコンプガチャに相当するようなものには対策したい。一方でどこまでが、問題に含まれるのか、どのように回転してば良いのか、消費者庁と連絡を取り合っているところ。基準に基づいて自社でガイドラインを作りたい。以上のような状況ですので弊社へのインパクトは計り知れないもの」とし、消費者庁の一連の件はある程度認識しているようだ。
青少年ユーザーに対しては6月より利用限度額を制限すること、RMTの対策などが述べられ海外展開についても語られた。
また同社はコンプガチャの廃止も名言しており、それについても質疑される場面があった。

売上高は1304億円、営業利益は16.2%増の624億円と好調。

【ニコニコ動画】DeNA(モバゲー)決算発表記者会見生中継!

<質疑応答まとめ>

-コンプの廃止について明言したが、内製タイトルとタイトル名を教えて欲しい。
守安:やっている時期にも異なるが、『ガンダムカードコレクション』、『ワンピース』などがそれにあたる。サードパーティですがやめていくという方針で伝えている。

-コンプガチャだが海外配信分にも日本同様の処置をとるのか?
守安:海外配信分はコンプガチャがないのでその国の事情にあわせていく。

-有料課金というモデル自体もどうなんだという意見があるが?
守安:いわゆるフリーミアムというもので、最初無料で有利に進めたかったらお金を使うというものですね。ユーザー様にそのへんは選んでもらえば良い。

-コンプガチャの業績の影響は売り上げの割合や規模は? やめることによってどのくらいダメージが出るのか。

守安:やめることによってのシミュレーションをしていて、通常のガチャを楽しんでおられている。どのくらい影響がでるのかというのを言わないと下手に勘ぐられる。1年前まではコンプガチャのタイトルがゼロだった。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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