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「湘南乃風」RED RICEさん&SHOCK EYEさんに色々聞いた! 「実はもともとリア充的なカルチャーとかパリピ感って苦手なんですよ」

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2003年のデビューから15周年を迎えるレゲエユニット「湘南乃風」。その軌跡をつむいだ映画『銀幕版 湘南乃風 一期一会』が7月13日より公開となりました。

本邦初公開となるデビュー当時の貴重なライブの模様や、レゲエの聖地ジャマイカでのレコーディングの様子など、デビュー当時からのスタッフを総動員して掘り起こした映像の数々に、最新のライブ密着映像も加えた本作は、湘南乃風のこれまでとこれからを知ることが出来る一本。メンバー4名の個性的な言葉にも注目です。

今回は、湘南乃風のRED RICEさん、SHOCK EYEさんのお2人にインタビューを敢行。映画について、15年間の思い出について、色々とお話を伺いました。

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――『銀幕版 湘南乃風 一期一会』が公開となりますが、まず「映画を作りましょう!」と言われた時、率直にどう思われましたか?

RED RICE:俺たちの映画なんて作って面白いのかな、ってまず不安が来ました。特に、自分は皆みたいにソロ活動もしていなかったから、不安だったのかもしれない。不安でした。

SHOCK EYE:相当不安だったんだね(笑)。俺は、例えば、これまでこうしたインタビュー等で話してきた事とか、もう世の中に出ている情報を改めて映画にするだけじゃ自分が観てもつまらないだろうなと思って。「映画作るって簡単に言ってるわけじゃないですよね?」ってスタッフさんには何度も確認しました。カッコつけてるだけのプロモーションツールにはして欲しくないし、俺たちがなんで歌っているのかとか、ちゃんとメッセージが伝わる映画にして欲しいと思ったし、俺が映画を観て知らなかった3人の姿を知りたいなって。

RED RICE:4人の個性が映る様にして欲しいと思いつつ、もちろんその個性が良い部分ばかりじゃないから、どんな映画になっているかは楽しみだけど不安ですね。でも、さらけ出さないと意味ないと思ったし。「これからの湘南乃風」についても、4人全員が違う事言ってたりして(笑)。

SHOCK EYE:それがまた個性でいいんだよ。やっぱ俺たちも色々話し合ってきているので、全員がバラバラな時も、1対3とかになっちゃう事もあったし、でもそれも全部俺たちなんですよね。

RED RICE:昔の映像も使われているそうなので、自分たちでも忘れている出来事とか改めて観て、デビューした時の気持ちを思い出せる作品になっていたら良いなと思います。

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RED RICEさん

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SHOCK EYEさん

――貴重な昔の映像が満載ですよね。見返すと当時の記憶が蘇ったり?

RED RICE:この15年ですげー太って、ちょっと痩せたなって思いました(笑)。

SHOCK EYE:15年前とか自分じゃないみたいな感覚あるよね。こんな感じでタオル投げてたっけ? とか、こんな横柄だったっけ?とか(笑)。

RED RICE:最近から聴き始めてくれた皆さんには、昔の俺たちを知ってもらえる良い機会で。「10周年」ってすごくキレイというか、皆にただ感謝だけを伝えたいっていう想いがあるけど、15周年って事で俺たちのリアルな部分が見せられるなと。

――この15年間で、たくさんあるとは思うのですが、特に印象に残っている出来事を教えてください。

RED RICE:始めて横浜アリーナでライブをした時に、俺は神奈川出身なので横浜アリーナの存在ってすごく大きくて。俺たちみたいな音楽でこの場所にこれたんだって事が感慨深くて夜眠れなくて。HAN-KUNの部屋に集まって、「俺たちもここまで来たね」って話している時に、HAN-KUNが窓の外見ながら「いつか日産スタジアムに立とうぜ」って言った事があったのね。この話するとHAN-KUN嫌がるんだけど(笑)。

SHOCK EYE:2人(REDRICE、HAN-KUN)はロマンチストなんですよ。

RED RICE:HAN-KUNって普段はそうそう語らないタイプなので、特にジーンと来たというか。そうやって皆で心がシンクロする瞬間って度々あって。時にその事を忘れて喧嘩しちゃったりするんだけど、でもやっぱりちゃんと思い出してまた皆でやろうぜってなるんだよね。

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若旦那さん

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HAN-KUNさん

SHOCK EYE:『晴伝説』っていう曲を作った時の事が印象的で。それまではジャマイカでトラックを作って詩をのせていたので、そこまで楽曲制作に苦労していなかったんですね。バンドがサウンドメイキングしてくれたものに僕らが歌うという感じで、楽しい!が先行していたんです。でも『晴伝説』は全て一から作って、みんな音楽の知識も無い、楽器も出来ない、そんな中で1人のエンジニアさんと4人で頭抱えちゃって。何時間やっても終わらなくて、意見もバラバラだし、地下のスタジオだったから今が昼なのか夜なのかも分からなくなってきちゃって。でも今日仕上げないといけないっていう焦りもあって。皆で歌いながら、メロディをエンジニアさんにピアノで起こしてもらって。リフが決まって、歌とピタっとハマった時に「やった!抜けた!」って。楽曲制作って本来そういうものなんですけど、それまでの俺たちはただ音楽が好きでやってただけで、『晴伝説』から変わった、本当のアーティストになれた気がして。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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