Puma×MITのシューズ”は疲労度合いをリアルタイムに測定!

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バイオテックはいま、注目されているテクノロジーの一つ。生物工学(バイオロジー)と情報工学(テクノロジー)を合わせた造語だが、そのバイオテックを地でいくシューズをPumaが開発中だ。

なんとバクテリアと深層学習を活用して、ソールの形状を必要に応じて変えるというもの。そうした形状の変化やデータはワイヤレスで端末に送信され、運動効率アップに役立てることができるという。

・バクテリアが汗に反応

このシューズの開発にあたってはMITデザインラボの協力を得ている。

シューズの底は3層に分かれていて、第一のレイヤーでは、素材の中にいるバクテリアが汗を感知し、その成分に基づいてソールの形を変える。

どう形を変えるかというと、バクテリアが換気に必要な道を作って熱を外に出せるようにするのだとか。

・スマホなどに情報送信

第二のレイヤーでは、そうした形の変化を分類し、その情報を電子回路とバッテリーが組み込まれた第三のレイヤーを介してスマホなどのスマートデバイスに送る。

送られた情報からは、履いている人の疲労具合や運動パターンなどをとらえることが可能で、それらの情報を分析することで運動効率を上げられるというわけだ。

このシューズはまだ開発中で商品化などは見えていないが、近い将来、この“生きているシューズ”がアスリートの必需品になる日がやってくるかもしれない。

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