電話がつながらないところでも位置を追跡できるデバイス「LynQ」が便利そう

スキーやトレッキングなどのアウトドアスポーツを楽しんでいるとき、いつの間にか仲間とはぐれてしまいヒヤッとした、なんて経験はないだろうか。

互いに携帯電話を持っていればすぐに電話やメッセージで居場所を確認し合える。しかし、電波が届かないところだったら? 相手が電話を持っていなかったら?

そうした状況で活躍する位置情報トラッカーが「LynQ」だ。ペアリングしたLynQを持つ人が互いにどの方向にどれくらい離れたところにいるのかをリアルタイムに確認できるというものだ。

・コンパスのよう

LynQは円形のLCDスクリーンを搭載した手のひらサイズのデバイス。LynQ同士をペアリングすると、互いの位置を確認できる。

LCDはコンパスのような役割を果たし、相手がいる方向が円形スクリーンの中に現れ、そこまでの距離も表示される。つまりその方向に向かって進めば相手を見つけられるというわけだ。

・使用料はなし!

機能はいたってシンプルなのだが、LynQのポイントは携帯電話と接続させたり、ネットワークやWi-Fiにつないだりする必要がないこと。GPSと長距離無線通信、カスタムアンテナを使用していて、他のデバイスにありがちな月額使用料なども一切発生しない。

LynQは4.8キロの範囲で作動し、最大12台までリンクさせることができる。野外アクティビティ時の子ども、認知症の人、ペットに取り付けて迷子になるのを防ぐ、という使い方ができそうだ。

こんなの欲しかった!という人は多いようで、現在Indiegogoでクラウドファンディング中のLynQはすでに目標額の4倍近くの資金を集めている。

現在の出資額はLynQ2台のツインパックが154ドル(約1万7000円)、1台は79ドル(約8700円)となっている。12台パックだと828ドル(約9万1000円)とかなりお得になる。出資はあと1カ月ほど受け付けるので、アウトドアを楽しむことが多い人はチェックしてみてはいかが。

LynQ/Indiegogo

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