多くの国では公開の場で罵倒すると報復されてもおかしくない!? 「銃社会だったなら殺されている」「怒る人に甘えがある」

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コンビニや飲食店、電車の車内などで、年配の人が罵倒している光景に出くわすことがありますが、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)などで知られる池内恵東京大学先端科学技術研究センター准教授(@chutoislam)が「人様を公開の場で侮辱することの報復がどれだけ恐ろしいか、思い知らされる日が来る」として次のようにツイート。さまざまな意見が飛び交っていました。

特におじいさんとかさ、街中で人を罵倒したりするじゃない、日本では。あれ安心してやっているんだと思うけど、多くの国では、公衆の面前で他人を罵倒するということは、かなり深刻な報復を伴いますよ。それこそ射殺されてもおかしくない。甘やかされて緊張感と危機感がないおじいさんが多い。

これに対して、京都大学非常勤講師を務める野田隼人弁護士が、このように指摘。

これ、フィリピンで日本人と韓国人が殺害される理由のかなり上位ですね。強盗に殺される数より多い。

「殺害された日本人の従業員・使用人事例のほとんどが直前に公衆の面前で叱責している」という野田弁護士のツイートには、「マジなのか」と驚きの声が上がっていた一方で、「米国並みの銃社会だったなら銃殺されている」「日本国内に外国人が多くなればアウェイな環境に近くなるのでは」といった意見も見られました。

あるユーザーは、次のようにツイート。

人を公開の場で罵倒する人、日本だととても多い。お年寄りに限らず、電車の遅延で駅員さんを罵倒する光景も。怒鳴ったり大声上げることを恥ずかしいと思わないのは、バラエティ番組の延長の世界に生きているせいなのだろうか

「怒る人に甘えがある」「会社内でも同じだと教えたい」という感想があったほか、「儒教教育では報復案件」として忠臣蔵の例を挙げる人も見られた公開の場での罵倒行為。池内准教授が指摘するように、怒るということが相手を侮辱しているという意識を誰もが持つ必要があるのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/chutoislam/status/993834465448296449 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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