【緊急取材】真・女神転生「すぐにけせ」騒動 / デマと判明したが実際に見たプレイヤー続出「関係者が衝撃の事実を告白」

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アトラスが開発した、伝説的ゲーム「女神転生」や「真・女神転生」シリーズ。いまや「ペルソナ」シリーズとしても絶大な支持を得ているメガテンワールドだが、実はメガテンにまつわる都市伝説が存在していたのをご存知だろうか。

・真相を聞いたところ「デマ」と判明
スーパーファミコン版「真・女神転生」(または真・女神転生II)で遊ぼうとすると、非常に低い確率でテレビ画面に「すぐにけせ」というメッセージが表示されるという都市伝説だ。あまりにも不気味なこの現象、事実であれば非常に恐ろしいが、実際にゲーム開発に携わった鈴木一也氏に真相を聞いたところ「デマ」であることが判明。

・信じていた人が多い
いままで多くのゲームファンが「実際に存在する隠し要素」だと思っていたため、デマだと判明したこのニュースは大きな波紋を呼んだ。実際に「すぐにけせ」と表示される動画や画像がインターネット上にあったため、信じていた人が多いようである。

・鈴木一也氏の発言で判明したこと
1.「真・女神転生」「真・女神転生II」の「すぐにけせ」要素はデマ
2. しかし「女神転生II」に「すぐにけせ」要素を仕込んだことはあった
3. しかし「女神転生II」から「すぐにけせ」要素を消して発売した
4.「女神転生II」関係者がネットで拡散させた可能性は否めない

・プレイヤー「でも俺は見たことがある」
ゲーム開発者への取材で完全にデマと確定した「すぐにけせ」ではあるが、TwitterなどのSNS上では「でも俺は見たことがある」「本当に見たことがあるんだけど」「記憶違いなのか? おかしいなあ」など、目撃した記憶をコメントする人たちが続出。

なんか、真メガテンの「すぐにけせ」っていうやつ、そんなものは表示されないっていうのをまとめサイトでみたけど、ワイ、実際に見たことあるんだが・・

もしそれがデマだとしたらワイが見たものは一体・・まだそのソフトがあるから本体があれば検証ができるんだがのう・・

— おんそくまる (@vincent_100) 2018年5月9日

真・女神転生の「すぐにけせ」というのはガセネタというのは定説であるが、俺はSFCで、弟はVC版で発生した。あれを見た瞬間の恐怖は今でも覚えているが、これ一度きりだったから証明ができないんだよね……

— DROP (@D8drop) 2017年12月27日

『真・女神転生』の「すぐにけせ」を久々に見た。もう18年も前なのかー。3回目の起動時に食らってバグかと……今ではいい思い出。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9467809

— うさみー/ふーか (@usamie_f) 2010年2月5日

・本当は存在するんじゃないか?
なかには「20年弱前に実際に遭遇してるので、開発者にデマ扱いされてて驚いている。黒背景に赤文字で「すぐにけせ」の文字が沢山出て、ボタン入力は全て受け付けず、リセットしないと抜けられなかった」ともコメントしている人がおり「開発者はデマだと言っているが本当は存在するんじゃないか?」との声も出るようになった。

・改めて真相を聞いてみた
あまりにも「実際に見た」という人たちが多いため、改めてゲーム開発者でありメガテンの生みの親ともいえる鈴木一也氏に、改めて真相を聞いてみた。そして、衝撃的なことが判明したのである。

・鈴木一也氏のコメント
鈴木「メガテンの「すぐにけせ」の件ですが、あれがデマなのは事実。だけど実際に見たと言っている人がいる。そこで気がついたのだが……」

記者「はい」

鈴木「電脳世界は、西谷史先生が予言した通り、魔術と非常に近い構造をしており、ゲートとなり得るんだよ」

記者「つまり?」

鈴木「もしかすると、世界線というのは意外と容易にブレて、重なり、また戻るようなことがあるのかもしれない。こことは違う世界線では「すぐにけせ」の隠し要素が消されずに存在していたとしてもおかしくないんだよ。しかも「女神転生II」ではなく「真・女神転生」に存在しててもね。コンピューターのデジタル信号は無数の陰陽の卦を作り上げるんだけど、それが魔法陣と同様の効果を生み出した。その結果、世界線が重なったとしたら、ありえないとはいえない話だ」

記者「つ、つまり?」

鈴木「Twitterやはてなブックマークを使っている人は、パソコンやスマホをより頻繁に使用している印象がある。これが魔法陣の役割をはたして、ふたつの世界線が重なったとしたら、つまり、Twitterやブコメを通して別の世界線の存在が、こっちの世界線に干渉して来た可能性もあるのだよ」

記者「つまり「すぐにけせを見た!」と断言しているユーザーは、違う世界線の住民の可能性があると?」

鈴木「そう。逆に「すぐにけせ」が存在する違う世界線に主体がある人が、こっちの「すぐにけせ」がない世界線にネットを介して接触している可能性があるということ」

記者「事実ならメガテン世界そのものですね。「真・女神転生」やインターネット、そして人々がそれぞれ魔法陣を描いているんですね!」

鈴木「それにね、人の意思は乱数を狂わすんだよ。魂が込められた作品は、さらにそれを強めるのだ……」

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・違う世界線で体験した記憶
鈴木一也氏のコメントをふまえて結論を出すならば「確かに「すぐにけせ」はデマである存在しない」「しかし違う世界線の人なら「すぐにけせ」を見ていてもおかしくない」ということになる。

・新たなゲーム「十三月のふたり姫」
インターネット上では「すぐにけせ」の件が大きな話題となっているが、皆さんは「すぐにけせ」をその目で見た記憶があるだろうか? ちなみに、鈴木一也氏が女神転生スタッフを集結して新たなゲーム「十三月のふたり姫」の開発をスタートさせようとしている。もしかすると、そのゲームには「すぐにけせ」要素が隠されているかもしれない……。

<鈴木一也プロフィール>
ゲームクリエイター。シナリオライター。代表作『女神転生』シリーズ、『モンスターメーカー』シリーズ、『偽典・女神転生』『つきびと』などなど。TRPG『真・女神転生』『新世黙示録』。ゲーム専門学校TECH.C.で講師も務める。いま現在は女神転生スタッフを再集結し「十三月のふたり姫」の開発をするためクラウドファンディングを実施中。

もっと詳しく読む: 真・女神転生「すぐにけせ」騒動 / デマと判明したが実際に見たプレイヤー続出「改めて開発者に聞いてみた」(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/05/10/sugunikese-megami-tensei-megaten/

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