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独フェスト社が生物型の最新ロボットを公開 トランスフォーマーのようなクモロボットと半自律飛行が可能なコウモリロボット

ドイツのオートメーションテクノロジー企業、フエスト(Festo)社は、次世代オートメーション技術の開発に役立てるバイオニック・ラーニング・ネットワーク(Bionic Learning Network)を構築し、“自然界に学ぶ”ことをテーマにした研究を行っています。これまでの成果としてトンボやアリなど、数々の生物型ロボットを公開してきました。今週、同社は立て続けに最新の生物型ロボットの動画を公開しています。公開されたのはクモロボットとコウモリロボット。

Festo – BionicWheelBot (English/Deutsch)(YouTube)
https://youtu.be/jGP5NxcCyjE

クモロボットのモデルはモロッコのエルグ・シェビ砂丘に生息するフリックフラック・スパイダー。このクモの最大の特徴は、回転しながら移動できること。この特徴を取り入れたクモロボットは歩行モードと回転モードの切り替えが可能となっています。平地では歩行モードの2倍の速さとなる回転モードでの移動となり、丘陵地帯などの平坦でない場所では歩行モードでの移動となります。クモロボットの形状もモードに合わせてトランスフォーム(変形)します。

Festo – BionicFlyingFox (English/Deutsch)(YouTube)
https://youtu.be/zDq4kjY19UU

コウモリロボットは翼を広げた状態で全幅228センチ、体長87センチ、重さ580グラム。モーショントラッキングシステムが搭載された超軽量のコウモリロボットは、半自律的に空中を移動できるようになっています。翼部分は薄くて軽い気密フィルムとポリウレタン弾性繊維でできていますが、頑丈です。翼はハニカム構造になっており、多少ダメージを受けたとしても継続飛行を可能にしています。翼をたたむことも可能で、左右どちらか一方の翼だけを広げることも可能です。

離発着は人間が手動で行うものの、空中に飛び立った後は自動飛行となります。コウモリロボットに取り付けられたカメラからの画像データは、マスターコンピューター(管制塔の役割)に送信され、コウモリロボットの飛行を調整します。

Festo – BionicOpter(YouTube)
https://youtu.be/nj1yhz5io20


他にもある同社の生物型ロボット:トンボ

Festo – BionicKangaroo (English)(YouTube)
https://youtu.be/mWiNlWk1Muw


他にもある同社の生物型ロボット:カンガルー

Festo – BionicANTs (English)(YouTube)
https://youtu.be/FFsMMToxxls


他にもある同社の生物型ロボット:アリ

ロボットの研究・開発は日進月歩ですが、トランスフォームまでしてしまう生物型ロボットが軍事用として使われるとコワイですね。『メタルギア』のスネークじゃありませんが、人知れずに対象人物のいる場所に潜入して毒牙で暗殺してしまうヘビロボットとか……。どっかの国が国家予算ジャブジャブつぎこんで開発していても不思議はない時代です。

※画像:
https://www.festo.com/group/en/cms/13129.htm

※ソース:
https://www.festo.com/group/en/cms/10156.htm

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(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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