体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

甲子園常連校なのに…… 7度の大会出場ですべて初戦敗退した元・野球部監督のエピソードに反響続々

basebal

3月5日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)にて、「全く無名の弱体チームを強豪校に育てあげ 何度も甲子園に行ったのに一度も勝てず、あらゆる負け方をコンプリートしてしまった監督。」が紹介され、そのエピソードに反響が集まっています。

番組に登場したのは、甲子園連続初戦敗退記録を所持しているサワダ監督。サワダ監督は名門野球部の出身で、25歳の時に岩手県私立盛岡大学付属高校(通称:モリフ高校)の監督に就任しました。

モリフ高校は今では甲子園常連の名門校ですが、当時は野球部員数9人。グラウンドはサッカー部と共有し、用具はわずかバット3本とボール20個のみという状態。甲子園出場には程遠かった野球部でしたが、サワダ監督は用品代、遠征費などを自腹で出費しました。超スパルタの練習で野球技術はメリメリ向上するも、部員が退部してしまうこともあったそうです。監督就任の次の年には岩手県大会で準優勝し、モリフ高校は軒並み強豪校の仲間入りを果たします。その後、幾度も甲子園に出場しますが、結果は初戦敗退ばかり……

・1995年夏、監督就任5年目で甲子園初出場 →初出場の甲子園でミスを連発し5対7で初戦敗退

・1996年夏、2年連続甲子園出場 →練習していないバントを多用して0対2で初戦敗退

・2001年夏、3回目の甲子園出場 →対戦相手のビデオを取り寄せて満足した結果1対4で初戦敗退

・2003年春、4回目の甲子園出場 →対戦相手の偵察部隊に包み隠さず手の内を見せて0対10で初戦敗退

・2003年夏、5回目の甲子園出場 →連敗記録を止める大チャンスだったが、采配ミスで6対8で初戦敗退
 
・2004年夏、6回目の甲子園出場 →監督自ら変装して偵察に行ったが、逆に自信を無くして2対15で初戦敗退
 
・2008年夏、7回目の甲子園出場  →万全の状態で挑むも 実力を出し尽くして3対8で初戦敗退

甲子園7回連続初敗退でワースト記録を更新し、サワダ監督はモリフ高校野球部の監督を引退。新監督には甲子園初出場の際にキャッチャーを務めた関口さんが就任します。その後、サワダ監督の教え子が監督を務める野球部は2013年に念願の甲子園初勝利を収めました。

このエピソードにネット上では「そんだけ初戦敗退だと監督が一番つらそう」「7回甲子園出場とか普通の監督じゃ無理だろ」「すごい監督なのにおしい」「教え子が勝ってくれたってのはいい話だよな」とサワダ監督を称賛する反応が多く集まっていました。

しばざきだいすけの記事一覧をみる
しばざきだいすけ

記者:

映画とアニメが好きな学生ライターです。最近はスニーカーにはまっています。

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。