基本賃金が1時間200円で個人の携帯電話の所有は禁止…… 外国人技能実習制度の実態の告発に「酷すぎる」の反応多数

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国際協力の推進を理念とする外国人技能実習制度。技能実習法によれば、「技能実習は、労働力の需給の調整の手段として行われてはならない」とされていますが、それとはかけ離れている実態が、ある『Twitter』ユーザーのツイートにより浮き彫りになっています。

「技能実習制度」という名前だと外国の方は日本で技術を学ぶための制度だと誤解してしまうから、分かりやすく「奴隷体験制度」に名前を変更した方がいいと思う。

「外国人技能実習生で人手不足を解消!!」という文字が踊るこの書類。1年目の基本賃金が1時間200円。誓約書には「個人所有の携帯電話は禁止」「パソコンの使用は禁止」「恋愛禁止」といった項目が並んでいます。

これには「酷すぎて寒気がした」「ドン引きする内容」といった反応が集まり、中には「これは実習ではない。懲役」という声も。

2017年11月より施行されている技能実習法では、「報酬の額が日本人と同等以上であること」と定められており、この場合明らかに法律違反と考えられます。とはいえ、これが氷山の一角だということは想像がつくので、厳しい環境で外国人実習生を働かせているという団体はまだまだあるのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/SonmiChina/status/962960437565210626 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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