公道が冒険の舞台になる位置情報RPG『八百万クエスト』を一足先に遊んでみました
トイロジックが2月にリリースするiOS/Android向け位置情報RPG『八百万クエスト』。プレス向けの体験会に参加してきたので、レポートをお届けします。
『八百万クエスト』は、ゼンリンの地図情報を利用することにより、全国のすべての公道をゲームの舞台にして遊べる位置情報RPG。街を歩いてゲームを遊ぶことができます。
プレイヤーは実際の地図と連動するダンジョン上に現れる敵とのバトルやイベントを通してシナリオを進行、キャラクターを獲得したり育成していく本格的なRPGが楽しめます。ゲームは2人から4人のマルチプレイにも対応。協力して開けられる宝箱や、複数プレイヤーで一緒に戦うボスが出現します。
キャラクターは、日本ゆかりの武将や偉人、妖怪、昔話などから150以上を収録。毎月新キャラクターを追加していきます。
ゲームの大きな特徴となるのが『ご利益システム』。重要キャラクターの“ヤオヨロズ”とプレイ中に“ご縁”を深めていき、“ご縁”が100%になると“ご利益”を獲得できます。“ご利益”は図鑑に追加されていくので、“ご利益”のコンプリートを目指すのもゲームの目的のひとつ。特定の“ご利益”を組み合わせることで、特殊な効果が発動する“恩恵”を獲得することができます。
歩いて遊ぶゲームならではの機能として、ゲーム中にひとつの冒険中の移動距離や1日の移動距離、累積の総移動距離、消費カロリーなどを表示することが可能。日々歩くモチベーションとして、ゲームを活用することもできます。
歩いてゲームを体験してみた
ゲームの説明を受けたトイロジックの会議室から外に出て、実際に歩き回って遊んでみました。ゲームを起動してホーム画面の「冒険」から「ひとりで冒険」を選択。伊達政宗が登場するクエストをプレイしてみます。
地図上に青い四角で囲まれたポイントが、シナリオの進行上で重要なイベントのようです。歩いて行ってみましょう。
体験会の日は東京で20センチ以上の雪が降った翌日。まだ一面に雪が残る公園へ行ってイベントを確認すると、どうやら伊達政宗にゆかりのあるアイテムを集める必要があるようです。
途中、釣りをしたり宝箱を開けたりしつつバトルを繰り返して、伊達政宗ゆかりのアイテムをすべて入手。
邪気にとらわれた伊達政宗を相手にボス戦を戦い、これに勝利。邪気を払うことで“ご利益”を成就させて、クエストをクリアすることができました。
40分程度のプレイ時間でしたが、今回のクエストで1.4kmほど歩くことができたようです。運動不足を感じている人には、いい歩くきっかけになるのではないでしょうか。家族や友人と一緒に遊んで、ご近所をダンジョンとして探索するのも楽しそうです。
『八百万クエスト』は2月1日から配信を予定。基本プレイは無料で、一部アイテム課金制です。
八百万(やおよろず)クエスト 公式サイト
https://www.yaoyorozu-quest.net/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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