池松壮亮が尾崎豊になりきる、「物心ついてからいつも隣で歩むべき道を教えてもらっていたように思う」

池松壮亮が尾崎豊になりきる、「物心ついてからいつも隣で歩むべき道を教えてもらっていたように思う」

池松壮亮主演、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二共演の映画『君が君で君だ』が2018年、全国公開する事が決定した。

 本作は、好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いたラブストーリー。日本の伝説のロックシンガー尾崎豊になりきるのは、映画俳優として唯一無二の存在感を示す池松壮亮。そして、世界中の誰もが知るハリウッドの名俳優ブラッド・ピットになりきるのは、確かな演技力で頭角を現す満島真之介。さらに、日本の歴史を大きく変えた人物坂本龍馬になりきるのは、独特の個性が光る大倉孝二となっている。

 また、ヒロインを務めるのは、映画『息もできない』での演技で世界中の注目を集め、多くの熱烈なファンを持つ韓国人女優キム・コッピ。それぞれ人格・見た目を本人になりきって生きてきたキャラクターだが、池松壮亮は劇中で尾崎豊の歌を歌唱し、満島真之介はブラピになりきり英語を話すシーンもあり、大倉孝二は「日本を今一度洗濯し候」という坂本龍馬の名セリフが使われているなど、全編通して見所満載だ。

 そして、監督・脚本は、テレビ東京ドラマ24「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」のメイン監督を務め、映画『アズミ・ハルコは行方不明』(第29回東京国際映画祭コンペティション部門出品、ロッテルダム国際映画祭2017出品)や、映画『アイスと雨音』(第30回東京国際映画祭スプラッシュ部門出品)など、国内外で高い評価を受ける松居大悟。疾走感ある映像に今という時代を映し出し、観る者の恋愛観を試す、松居大悟監督が長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリー。映画は現在すべての撮影を終え、2018年に公開予定となっている。

◎池松壮亮 コメント全文
尾崎豊という人には会ったことはありませんが、物心ついてからいつも隣で歩むべき道を教えてもらっていたように思います。目眩すらするこの街の中で、愛するという事に何回やっても答えが出ないので、もう一度松居監督と共に挑んでみようと思いました。

◎満島真之介 コメント全文
オリジナル作品の持つ力を信じたい。
その強い気持ちを持ち、素敵なキャスト、スタッフと共に普遍的である愛の物語に向き合いました。
あの夏の熱量が、映画という風に乗ってたくさんの人に愛を届けてくれることを願っています。カムサハムニダ。サランヘヨ。

◎大倉孝二 コメント全文
正直な話をしますと、お話しをいただいて、脚本を読ませていただき、顔合わせ、本読みという段階で、
腑に落ちないことや、捉えきれないことが多かったように思います。
その後、監督、共演者との話し合いや、リハーサルを進めていくにつれ、この若い座組に無防備に飛び込むことを決めました。
きっと無防備な芝居をしていることでしょう、痛々しいくらいに。

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