AbemaTV『やれたかも委員会』実写ビジュアル公開 原作者「インターネットに恩返し」
―― あのとき、本当はヤレたんじゃないか ――
数珠の未完成ラブストーリーを綴った人気漫画『やれたかも委員会』がAbemaTVでオリジナル連続ドラマ化されるに伴い、キャストとビジュアル、放送日時が発表されました。
初回の公開は年明けの2018年1月27日(土)23:00です。
物語は述懐する「依頼者」とそれを聞く「委員会」によるオムニバス形式で描かれています。誰もが忘れ得ぬ“あの日”の燃やしきれなかった思いを多角的に描いた『やれたかも委員会』は2017年のトレンドコミックとなりました。
作品の発表形式も従来のような出版社を中心としたものではありませんでした。『note』や『cakes』、『pixiv』といったインターネットに軸足を置いた作品発表を行い、書店での書籍販売はそれを追いかける形となりました。多層的な発表形式の成功例となったのもこの作品の特徴と言えるでしょう。
原作者・吉田先生「ネットのおかげで広まった」
今回のドラマ化に際し、原作者の吉田貴司先生は次のようにコメントをくださいました。
「ドラマ化とても嬉しいです。ネットのおかげで広まった漫画なので、インターネットに恩返しという意味でもAbemaTVでドラマ化というのはいいのではないかと思います。素敵なキャストを揃えてくださった監督、AbemaTVのスタッフの方に感謝です。」
『やれたかも』は「ネット発のマンガが、ネットで連続ドラマ化される」という新しいスタンダードを築いた作品かもしれません。
吉田先生のグレイトなインタビューは下記の関連記事からどうぞ。『やれたかも委員会』に至るまでの苦悩や作品の親しみやすさについてありったけを聞いています。
関連記事:
“やれたかも”には人生の真実が詰まっている~『やれたかも委員会』吉田貴司インタビュー | ガジェット通信 GetNews
https://getnews.jp/archives/1878526 [リンク]
さて、実写と言えば気になるのはキャスト。「委員会」のメンバーは先に発表となったロバートの秋山さんに続き、次の方々が発表となっています。
犠星塾塾長 能島明: 秋山竜次
ミュージシャン パラディソ: 本多力
財団法人ミックステープ代表 月満子:朝比奈彩
ちょっと力の抜けたパラディソさんの表情、月満子さんの凛とした美しさ、そして能島塾長の執拗とも言えるまなざし、どれをとっても再現度はMAXと言えるでしょう!
今回、能島塾長を演じる秋山さんは「必ず誰もがあると思うんですよ、『やれたんじゃないかな、あいつ』みたいな」とコメント。そしてパラディソ役の本多さん、月満子役の朝比奈さんは次のようにコメントをしています。
パラディソ役:本多さん「空き時間も一緒にセリフ合わせをしたり濃い時間をヘトヘトになるまで過ごしております。もっと“やれたかも”、と思い残さないように、やりきりたいと思います!」
月満子役:朝比奈さん「とにかく原作の世界観がとても面白くて、一見くだらないと思える事も真剣に論理的に意見を言う。そんな少しクールな月満子になれる様に頑張りました。」
原作同様、“空気”を感じられるような仕上がりが期待できそうです。また、今後登場する「依頼者」や「依頼者の回想シーンに登場するキャラクター」も順次発表予定となっています。
初回放送は2018年1月27日(土)。番組URLではクリックするだけの視聴予約も可能ですのでリマインドにどうぞ。
『やれたかも委員会』番組URL
https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9a92K5zAJb868X
ドラマは全8回構成。第二話以降も毎週土曜の夜11:00から放送予定です。
AbemaTV 『やれたかも委員会』番組概要
初回放送:2018年1月27日(土)
放送日程:毎週土曜 夜11時~夜11時30分 (全8話)
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
番組URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9a92K5zAJb868X [リンク]
原作:吉田貴司
プロデューサー:宮本博行
キャスト:秋山竜次(能島明・役)、朝比奈彩(月満子・役)、本多力(パラディソ・役)
公式サイト:https://drama-yaretakamo.abema.tv [リンク]
原作マンガ掲載サイト「note」:https://note.mu/yoshidatakashi3/m/meb18e27a76d0 [リンク]
(C)AbemaTV、(C)吉田貴司
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